diff conf/doc/ja-post.rf @ 0:bce86c4163a3

Initial revision
author kono
date Mon, 18 Apr 2005 23:46:02 +0900
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--- /dev/null	Thu Jan 01 00:00:00 1970 +0000
+++ b/conf/doc/ja-post.rf	Mon Apr 18 23:46:02 2005 +0900
@@ -0,0 +1,145 @@
+.\"	@(MHWARNING)
+.\"		written by MH-plus project
+.SC POST 8
+.NA
+post \- メッセージを配送する
+.SY
+@(MHETCPATH)/post 
+\%[\-alias\ aliasfile]
+\%[\-filter\ filterfile] \%[\-nofilter]
+@BEGIN: TMA
+\%[\-encrypt] \%[\-noencrypt] 
+@END: TMA
+\%[\-format] \%[\-noformat]
+@BEGIN: MIME
+\%[\-mime] \%[\-nomime]
+@END: MIME
+\%[\-msgid] \%[\-nomsgid]
+\%[\-verbose] \%[\-noverbose]
+\%[\-watch] \%[\-nowatch]
+\%[\-width\ columns]
+@BEGIN: MIME_HEADERS
+\%[\-hencode] \%[\-nohencode]
+@END: MIME_HEADERS
+file
+\%[\-help]
+.DE
+\fIpost\fR は \fIsend\fR\0(1) から呼び出されるプログラムで、
+\fIfile\fR のメッセージをローカルまたはリモートのユーザーに配送します。
+実際、
+\fIsend\fR のマニュアルに書かれている全ての機能は \fIpost\fR によって行なわれ、
+\fIsend\fR は比較的簡単な前処理をするだけです。
+様々なヘッダーを解析し、From: や Date: 行を追加し、
+@BEGIN: MMDFMTS
+\fIMMDF\fR 配送システムとやりとりをするのは
+@END: MMDFMTS
+@BEGIN: MHMTS
+メッセージを配送したり、キューにためたりするのは
+@END: MHMTS
+@BEGIN: SENDMTS
+\fISendMail\fR 配送システムとやりとりをするのは
+@END: SENDMTS
+\fIpost\fR です。
+\fIpost\fR は通常、ユーザーから直接呼び出される事はありません。
+
+\fIpost\fR は指定されたメッセージの
+ヘッダーの \*(lqTo:\*(rq、\*(lqcc:\*(rq、\*(lqBcc:\*(rq、\*(lqFcc:\*(rq、
+そして \*(lqResent\-xxx:\*(rq 行を見て、宛先アドレスを探し、
+そのアドレスの正当性をチェックし、
+それを `\-noformat' オプションが指定されない限り、
+Internet メール形式に合うように整形します。
+これによって、通常、
+ローカルへの配送アドレスやローカルへの返信アドレスに対しては、
+\*(lq@\fIlocal\-site\fR\*(rq が追加されます。
+`\-width\ columns' オプションで
+アドレスを含むヘッダー行の好みの長さを指定できます。
+
+もし \*(lqBcc:\*(rq 行があった場合、
+そのアドレスは配送に使われますが、
+隠されていない受取人(つまり \*(lqBcc:\*(rq 行以外に指定されている受取人)に
+送られるメッセージからは、 \*(lqBcc:\*(rq 行は削除されます。
+隠されている受取人(つまり \*(lqBcc:\*(rq 行に指定されている受取人)は、
+最小構成のヘッダーだけをつけた全く新しいメッセージを受けとります。
+そのメッセージのボディ部分には、
+隠されていない受取人へ送られたメッセージのコピーが含まれています。
+`\-filter\ filterfile' が指定された場合、
+このコピーは隠されている受取人に送る前にフィルタ(再整形)にかけられます。
+@BEGIN: MIME
+あるいは、
+メッセージの包含に MIME ルールを使う場合には、
+`\-mime' オプションを使います。
+この場合、message/rfc822 形式として、メッセージが取り込まれます。
+@END: MIME
+
+`\-alias\ aliasfile' オプションは
+post がエイリアスを使う場合のファイルを指定します。
+それぞれのファイルの前に `\-alias' をつける事で、
+複数のファイルを指定する事も出来ます。
+いずれの場合も、一番目のエイリアス・ファイルが最初に読まれます。
+
+`\-msgid' オプションを付けると、
+\*(lqMessage\-ID:\*(rq や \*(lqResent\-Message\-ID:\*(rq 行を
+ヘッダーに付けるようになります。
+そうでない場合は、配送システムが付ける事になるかも知れません。
+
+`\-verbose' オプションは、
+配送やフィルタ処理のそれぞれの段階を逐一報告するよう指示します。
+
+`\-watch' オプションは、配送システムが
+メッセージをどう扱っているかの経過を監視したい場合に使います
+(例えば、ローカルの速い配送)。
+
+\fIpost\fR はメッセージの \*(lqFrom:\*(rq 行を作成する際に、
+その行に埋め込まれる差出人の個人名を決めるのに
+環境変数 \fB$SIGNATURE\fR を見ます。
+@BEGIN: MIME_HEADERS
+
+`\-hencode' オプションはドラフト中のヘッダーの非 US-ASCII 文字列を
+RFC\-2047 エンコードします。`\-nohencode' はエンコードしません。
+デフォルトは、ドラフト中に \*(lqMIME\-Version:\*(rq ヘッダーがあれば
+`\-hencode' と同じ、無ければ `\-nohencode' と同じ動作をします。
+@END: MIME_HEADERS
+.Fi
+^@(MHETCPATH)/mtstailor~^テイラー・ファイル
+^@(MHBINPATH)/refile~^Fcc: を処理するためのプログラム
+^@(MHETCPATH)/mhl~^Bcc: を処理するためのプログラム
+^@(MHETCPATH)/MailAliases~^第一エイリアス・ファイル
+.Pr
+\fIpost\fR はユーザーの \&.mh\(ruprofile は見ません。
+.Sa
+\fIStandard for the Format of ARPA Internet Text Messages\fR (RFC\-822),
+.br
+mhmail(1), send(1), mh\-mail(5), mh\-alias(5)
+.De
+`\-alias @(MHETCPATH)/MailAliases'
+@BEGIN: TMA
+`\-noencrypt'
+@END: TMA
+.Ds
+`\-format'
+@BEGIN: MIME
+.Ds
+`\-nomime'
+@END: MIME
+.Ds
+`\-nomsgid'
+.Ds
+`\-noverbose'
+.Ds
+`\-nowatch'
+.Ds
+`\-width\ 72'
+.Ds
+`\-nofilter'
+@BEGIN: MIME_HEADERS
+.Ds
+`\-nohencode'	\*(lqMIME\-Version:\*(rq ヘッダーが無い場合
+		ある場合は `\-hencode'
+@END: MIME_HEADERS
+.Co
+無し。
+.Bu
+RFC\-822 では
+\*(lqReply\-To:\*(rq 行にグループ・アドレスを書く事を許していますが、
+\fIpost\fR はそれを許しません。
+.En