view conf/doc/ja-ap.rf @ 0:bce86c4163a3

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author kono
date Mon, 18 Apr 2005 23:46:02 +0900
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.\"	@(MHWARNING)
.\"		written by MH-plus project
.SC AP 8
.NA
ap \- RFC\-822 形式でアドレスを解析する
.SY
@(MHETCPATH)/ap
\%[\-form\ formatfile]
\%[\-format\ string]
\%[\-normalize] \%[\-nonormalize]
\%[\-width\ columns]
addrs\ ...
\%[\-help] 
.DE
\fIap\fR は、ARPA Internet 標準に従ったアドレス解析を行なうプログラムです。
多くの非標準フォーマットをも理解します。
これは、\fIMH\fR がどのようにアドレスを解釈しているかを理解するのに、
役立ちます。

\fIap\fR は、引数を一つもしくはそれ以上のアドレスとして扱い、
RFC\-822 フォーマットでこれらのアドレスを表示します。
それゆえシェルでは、ダブル・クォートでそれぞれの引数を囲むことが、
通常最も望ましいです。

\fIap\fR で使われる出力形式を置き換えるためには、
`\-format\ string' か `\-format\ file' オプションを使います。
この方法でアドレスの個々のヘッダー行を簡単に取り出す事が出来ます。
string はフォーマット文字列で、file はフォーマット・ファイルです。
詳しくは \fImh\-format\fR\0(5) を参照して下さい。

標準エスケープに加えて、
\fIap\fR は次の付加的エスケープをも認識します。
.sp 1
.nf
.ta \w'Escape  'u +\w'Returns  'u
\fIエスケープ\fR	\fI戻り値\fR	\fI説明\fR
error	string	解析が失敗した時の診断
.re
.fi

もし `\-normalize' オプションが指定されると、
\fIap\fR はアドレスの公式ホスト名を追跡しようとします。

\fIap\fR で使われるデフォルトのフォーマット文字列は次の通りです。

.ti +.5i
%<{error}%{error}: %{text}%|%(putstr(proper{text}))%>

これは、もしエラーが発見された時、そのエラーと、`:' とエラーの起きた
アドレスを返します。
そうでなければ、アドレスの RFC\-822 準拠形式を出力します。
.Fi
^$HOME/\&.mh\(ruprofile~^ユーザーのプロファイル
^@(MHETCPATH)/mtstailor~^テイラー・ファイル
.Pr
無し。
.Sa
dp(8),
.br
\fIStandard for the Format of ARPA Internet Text Messages\fR (RFC\-822)
.De
`\-format'	デフォルトは上述の通り
.Ds
`\-normalize'
.Ds
`\-width'	デフォルトは端末の幅
.Co
無し。
.Bu
`\-format' に対する引数は、\fIap\fR を呼び出すシェルにとって
一語として解釈される形でなければなりません。
従って、
通常、このオプションに対する引数はダブル・クォートで囲まれなければなりません。

\fIMH\fR を BERK オプション付で構築したホストでは、
アドレスの解析は出来ません。
.En