.\" @(MHWARNING) .\" written by MH-plus project .SC COMP 1 .NA comp \- メッセージを作成する .SY comp \%[+folder] \%[msg] \%[\-draftfolder\ +folder] \%[\-draftmessage\ msg] \%[\-nodraftfolder] \%[\-editor\ editor] \%[\-noedit] \%[\-file\ file] \%[\-form\ formfile] \%[\-use] \%[\-nouse] \%[\-whatnowproc\ program] \%[\-nowhatnowproc] \%[\-help] .DE \fIcomp\fR はメールを出すための新しいメッセージを作るのに使われます。 メッセージ・フォームをドラフトへとコピーし、 そのドラフトを指定してエディタを呼び出します (`\-noedit' オプションが指定された場合を除きます。 この場合、最初の編集は抑制されます)。 デフォルトのメッセージ・フォームは次の通りです。 .nf .in +.5i .ne 10 .eo .so @(MHETCPATH)/components .ec .in -.5i .fi もし、ユーザーの MH ディレクトリの中に \*(lqcomponents\*(rq という名前の ファイルがある場合、このフォームに代わって、それが使われます。 `\-form\ formfile' でファイルが指定されると、それが使われます。 既にあるメッセージの内容をフォームとして使って、\fIcomp\fR を起動させて もかまいません。 `+folder' か `msg' が引数で指定された場合、そのメッセージがフォームとして 使われます。`\-form\ formfile' オプションと `+folder' または \&`msg' 引数を 同時に指定してはいけません。 そのメッセージが送られる時(\fIsend\fR\0(1) 参照)に正しく認識されるために、 ダッシュの行または空行は、ヘッダとボディの間に残しておかなければなりません。 `\-use' オプションは、 \fIcomp\fR に既に編集を始めたメッセージの編集を続行することを指示します。 つまり、 もし \fIcomp\fR (あるいは \fIdist\fR や \fIrepl\fR や \fIforw\fR\0)を ドラフトの送信をせずに終了させた場合、 そのドラフトは \*(lqcomp\ \-use\*(rq で再編集する事が出来ます。 もし、ドラフトが既に存在する場合、 \fIcomp\fR はそのドラフトをどうするのかを聞いて来ます。 \fBquit\fR と答えると、ドラフトをそのまま残して、\fIcomp\fR を終了します。 \fBreplace\fR は存在するドラフトを適切なフォームで置き換えます。 \fBlist\fR はドラフトを表示します。 \fBuse\fR はドラフトをさらに編集するためにそのドラフトを使います。 そして、\fBrefile\ +folder\fR はそのドラフトを指定されたフォルダに移動して、 適切なフォームで新しいドラフトを作ります (\fBrefile\fR には `+folder' 引数が必要です)。 `\-draftfolder\ +folder' と `\-draftmessage\ msg' オプションは \fIMH\fR のドラフト・フォルダ機能を呼び出します。 これは進んだ(そして極めて有用な)仕様です。 詳しくは \fImh-profile\fR\0(5) の \fIDraft-Folder\fR 部分などを参照して下さい。 `\-file\ file' オプションは指定されたファイルをドラフトとして使うことを 指示します。 `\-editor\ editor' オプションは最初の編集で使うエディタを指定します。 エディタを終了する際、\fIcomp\fR は \fIwhatnow\fR プログラムを呼び出します。 使えるオプションに関しては \fIwhatnow\fR\0(1) を見て下さい。 このプログラムを呼び出す事は `\-nowhatnowproc' オプションで抑制出来ます (本当を言うと、 最初の編集を開始するプログラムが \fIwhatnow\fR です。 従って、`\-nowhatnowproc' は全ての編集を抑制します)。 .Fi ^@(MHETCPATH)/components~^メッセージの雛型 ^あるいは /components~^が標準の雛型に置き換わる ^$HOME/\&.mh\(ruprofile~^ユーザーのプロファイル ^/draft~^デフォルトのドラフト・ファイル .Pr ^Path:~^ユーザーの MH ディレクトリを決める .Ps ^Draft\-Folder:~^デフォルトのドラフト・フォルダを決める .Ps ^Editor:~^デフォルトのエディタを置き換える .Ps ^Msg\-Protect:~^新しいメッセージ(ドラフト)を作る際に .br ^~^セットされるモード .Ps ^fileproc:~^メッセージを refile するプログラム .Ps ^whatnowproc:~^\*(lqWhat now?\*(rq と聞いてくるプログラム .Sa dist(1), forw(1), repl(1), send(1), whatnow(1), mh-profile(5) .De `+folder' デフォルトはカレント・フォルダ .Ds `msg' デフォルトは cur .Ds `\-nodraftfolder' .Ds `\-nouse' .Co 無し。 .Bu もし \fIwhatnowproc\fR が \fIwhatnow\fR の場合、 \fIcomp\fR は \fIwhatnow\fR プログラムを実際に走らせずに、 内蔵の \fIwhatnow\fR ルーチンを使います。 従って、もし自分で独自の \fIwhatnowproc\fR を設定する場合に、 それに \fIwhatnow\fR という名前をつけてはなりません。 \fIcomp\fR はそれを起動しないからです。 .En