.\" @(MHWARNING) .\" written by MH-plus project .SC RMF 1 .NA rmf \- MH フォルダを削除する .SY rmf \%[+folder] \%[\-interactive] \%[\-nointeractive] \%[\-help] .DE \fIrmf\fR は指定された(あるいはデフォルトの)フォルダ内にある全てのメッセージ (ファイル)を削除し、その後、そのフォルダ(ディレクトリ)自身も削除します。 もし、そのフォルダ内に \fIMH\fR のものでないファイルが含まれていた場合は、 それらは消されず、エラーが返されます。 もし、フォルダが明示的に指定された場合や、`\-nointeractive' オプションが 指定された場合は、フォルダは何の確認も無しに削除されます。 そうでない場合は、確認が行なわれます。 もし、なんらかの理由で、\fIrmf\fR がカレント・フォルダを見つけられなかった 場合は、確認の上、`+inbox' (ユーザーのプロファイル・エントリ \*(lqInbox\*(rq で 変更されてない限り)を削除します。 一旦、\fIrmf\fR でメッセージを消すと、それが他へリンクを持ってなかった 場合、取り返しがつきません。 従って、このコマンドの使用には充分な注意が必要です。 もし削除されるフォルダがサブ・フォルダの場合、 親フォルダが新しくカレント・フォルダとなります。 そして、\fIrmf\fR はその変更を行なった事をユーザーに伝えます。 これは、メッセージ集合を選択し、リストを操作し、それからリストを消去して、 そのリストが展開されていたカレント・フォルダに戻ってくるという 簡単な仕組みを提供します。 書き込み禁止フォルダへの \fIrmf\fR は、そのフォルダ自身には何もせず、 プロファイルからプライベート・シーケンスと cur 情報 (すなわち \*(lqatr\-\fIseq\fR\-\fIfolder\fR\*(rq エントリ)を削除します。 .Fi ^$HOME/\&.mh\(ruprofile~^ユーザーのプロファイル .Pr ^Path:~^ユーザーの MH ディレクトリを決める .Ps ^Current\-Folder:~^デフォルトのカレント・フォルダを示す .Ps ^Inbox:~^デフォルトの inbox を示す .Sa rmm(1) .De `+folder' デフォルトは確認ありでカレント・フォルダ .Ds `\-interactive' もし `+folder' 指定がない場合 さもなくば `\-nointeractive' .Co \fIrmf\fR はサブ・フォルダを削除すると、 その親フォルダがカレント・フォルダになります。 サブ・フォルダでないカレント・フォルダが消されると、 \*(lqinbox\*(rq がカレント・フォルダになります。 上記どれでもない場合は、 カレント・フォルダもカレント・メッセージも変更されません。 .Bu 直観的に \fIrmf\fR はフォルダを再帰的に消すかのように感じるかも知れませんが、 そうではありません。 従って、もしフォルダ内にサブ・フォルダがあり、 親フォルダを \fIrmf\fR したければ、 まず最初に子を \fIrmf\fR しなければなりません。 .En