.\" @(MHWARNING) .\" written by MH-plus project .SC BBC 1 .NA bbc \- 電子掲示板をチェックする .SY bbc \%[bboards\ ...] \%[\-topics] \%[\-check] \%[\-read] \%[\-quiet] \%[\-verbose] \%[\-archive] \%[\-noarchive] \%[\-protocol] \%[\-noprotocol] \%[\-mshproc\ program] \%[switches\ for\ \fImshproc\fR] \%[\-rcfile rcfile] \%[\-norcfile] \%[\-file\ BBoardsfile] \%[\-user\ BBoardsuser] @BEGIN: BPOP \%[\-host\ host] \%[\-rpop] \%[\-norpop] @END: BPOP @BEGIN: NNTP \%[\-host\ host] @END: NNTP \%[\-help] .DE \fIbbc\fR は電子掲示板を 読んだりチェックしたりするプログラムです。 (なお、BBoards システムではなく、NetNews システムを使用している場合は、 以下の「電子掲示板」は全て「ニュース・グループ」と読み換え下さい。) \fIbbc\fR プログラムには、その行動に応じて三つのオプションがあります。 `\-read' オプションは、指定の電子掲示板に対して、 \fImsh\fR プログラムを呼び出します。 もし、`\-archive' オプションも同時に指定した場合、 \fIbbc\fR は指定の電子掲示板のアーカイヴに対して \fImsh\fR プログラムを 呼び出します。 もし、電子掲示板が指定されておらず、`\-archive' が指定された場合、 \fIbbc\fR はプロファイルの `bboards' エントリは読まずに、 代わりに電子掲示板 \*(lqsystem\*(rq のアーカイヴを読みます。 `\-check' オプションは指定の電子掲示板の状態を調べます。 \fIbbc\fR は、電子掲示板と、 ユーザーがどの電子掲示板を読むように設定しているかの状態に依存して、 いくつかの報告のうちの一つを表示します。 これらの報告それぞれについて、 表示される数字は電子掲示板での最後の記事の記事番号です。 この番号(メッセージ内に \*(lqBBoard\-Id\*(rq という形式で記されている)は 絶えず増加しています。従って、\fIbbc\fR が \*(lqn items\*(rq といった場合、 それは最大の BBoard\-Id が \*(lqn\*(rq である事を意味します。 電子掲示板内には実際には \*(lqn\*(rq 個の記事があるかも知れないし、 ないかも知れません。 いくつかの共通の報告は次の通りです。 .in +1i .ti -.5i \fBBBoard \-\- n items unseen\fR .br これは、ユーザーがいくつの記事をまだ見ていないかを示しています。 `\-quiet' オプションを付けて起動された場合、 \fIbbc\fR が表示する唯一の報告です。 .ti -.5i \fBBBoard \-\- empty\fR .br 電子掲示板は空です。 .ti -.5i \fBBBoard \-\- n items (none seen)\fR .br 電子掲示板には記事がありますが、ユーザーはまだ何も見ていません。 .ti -.5i \fBBBoard \-\- n items (all seen)\fR .br 電子掲示板には記事があり、ユーザーはその全てを見ています。 .ti -.5i \fBBBoard \-\- n items seen out of m\fR .br 電子掲示板には、ユーザーが見ていない記事が、多くとも m\-n 個あります。 .in -1i `\-topics' オプションは、指定の電子掲示板に関する三つの情報を表示します。 すなわち、その正式名(official name)、いくつの記事が存在するか、 そして最終更新日時です。 もし、電子掲示板が全く指定されなかった場合、 全ての電子掲示板に関して表示されます。 もし、`\-verbose' オプションが指定されれば、もっと多くの情報が表示されます。 `\-quiet' オプションをつけると、\fIbbc\fR は新しい記事がある電子掲示板が ない場合は何も表示しません。 `\-verbose' オプションをつけると、\fIbbc\fR は、あなたが 既に全記事を見た電子掲示板に対しても興味を示している、 と考えます。 デフォルトの \fImshproc\fR とプロファイル・エントリを置き換えるためには `\-mshproc\ program' オプションが使えます。 \fIbbc\fR が認識できない引数は全てこのプログラムに引き渡されます。 `\-protocol' オプションをつけると、\fIbbc\fR は、\fImshproc\fR が、 \fIbbc\fR に情報を送り返して来るための特別なプロトコルを知っている、 とみなします。 標準の \fImshproc\fR である \fImsh\fR\0(1) はこのプロトコルは全て知っています。 `\-file\ BBoardsfile' オプションをつけると、\fIbbc\fR はその処理をする際に、 非標準の電子掲示板ファイルを使います。 同様に、`\-user BBoardsuser' オプションをつけると、 \fIbbc\fR は非標準のユーザー名を使います。 これら両方のオプションは新しい電子掲示板や \fIPOP\fR ファイルをデバッグする際に有用です。 @BEGIN: BPOP もし、ローカルホストが POP 電子掲示板クライアントとして設定されている場合、 もしくは `\-host\ host' オプションが指定された場合、 \fIbbc\fR は電子掲示板の状態を POP サーバーに聞きに行きます。 `\-user\ user' オプションには新しい意味があります。すなわち、 それはサーバーの電子掲示板に関するゲスト・アカウントの名前を意味します。 `\-rpop' オプションは UNIX の \fIrPOP\fR を使います (信頼される接続を通して認証が行なわれる)。 それに対して、`\-norpop' オプションは ARPA \fIPOP\fR を使います (この場合、\fIbbc\fR は \-user がゲスト・アカウントでない限り、 パスワードを聞いて来ます)。 @END: BPOP @BEGIN: NNTP もし、ローカルホストが NNTP クライアントとして設定されている場合、 もしくは `\-host\ host' オプションが指定された場合、 \fIbbc\fR は電子掲示板の状態を NNTP サーバーに聞きに行きます。 NNTP クライアントの場合、 `\-user\ user' や `\-rpop' オプションは無視されます。 @END: NNTP ユーザーの \fB$HOME\fR ディレクトリにある \fI\&.bbrc\fR ファイルは どの記事を読んだかの形跡を保存するために使われます。 `\-rcfile\ rcfile' オプションでこの目的に使う \fI\&.bbrc\fR を置き換えます。 もし、オプションで指定された値が絶対パスでない場合 (すなわち、\fB/\fR で始まってない場合)、 それはカレント・ディレクトリからの相対パスと考えられます。 もし、このオプションが指定されない場合 (あるいは `\-norcfile' オプションが指定された場合)、 \fIbbc\fR は環境変数 \fBMHBBRC\fR を見て、それを尊重します。 .Fi ^$HOME/\&.mh\(ruprofile~^ユーザーのプロファイル ^$HOME/\&.bbrc~^電子掲示板のカレント・メッセージ情報 .Pr ^Path:~^ユーザーの MH ディレクトリを決める .Ps ^bboards:~^興味のある電子掲示板を指定する .Ps ^mshproc:~^与えられた電子掲示板を読むためのプログラム .Sa bbl(1), bboards(1), msh(1) .De `\-read' .Ds `\-noarchive' .Ds `\-protocol' .Ds `bboards' デフォルトは \*(lqsystem\*(rq .Ds `\-file @(BBHOME)/BBoards' .Ds `\-user bboards' @BEGIN: BPOP `\-rpop' 電子掲示板に対するゲスト・アカウントが使われない場合 @END: BPOP .Co 無し。 .Bu `\-user' オプションは `\-file' オプションに続く場合だけ機能します。 .En