# HG changeset patch # User autobackup # Date 1621005003 -32400 # Node ID 4732666a0dce6ae27c7ee90608047d7a0e9a1002 # Parent 27e5f3533d9c91e6cc923a2db0788215157ec401 backup 2021-05-15 diff -r 27e5f3533d9c -r 4732666a0dce user/matac42/note/2021/05/14.md --- /dev/null Thu Jan 01 00:00:00 1970 +0000 +++ b/user/matac42/note/2021/05/14.md Sat May 15 00:10:03 2021 +0900 @@ -0,0 +1,30 @@ +# 研究目的 + +アプリケーションの信頼性を保証するために、アプリケーションが動作するOSの信頼性を高める必要がある。 + +本研究室では、信頼性に重きを置いたGearsOSを開発している。 +信頼性とは + +- どのユーザーがどのようなファイル操作をしたかわかること +- logが残ること +- item 操作の辻褄があっていること + +を指す。 + +GearsOSはノーマルレベル、メタレベルの処理を切り分けることができるCbC(Continuation Based C)で記述されている。 + +GearsOSにはAgdaで記述された、GearsAgdaがある。 +GearsAgdaはOSの信頼性を検証するために作成された。 +しかしながら、Agdaはcontinuationでなく、速度も遅い。 +よって、信頼性が検証されたGearsAgdaをCbCに変換する必要がある。 + +また、GearsOSには現在未実装の機能があり、その一つにファイルシステムが挙げられる。信頼性を確保するため、ファイルシステムは + +- ファイルシステム全体のトランザクション化 +- ファイルシステム全体のバックアップ\&ロギング + +を取り入れたい。 + +本卒業研究では、GearsAgdaのCbCへの変換後、ファイルシステムの実装を目指す。 + +# その他