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Add 20151125
author Tatsuki IHA <e125716@ie.u-ryukyu.ac.jp>
date Fri, 27 Nov 2015 11:33:06 +0900
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title: 有線 LAN 上のPC画面配信システムTreeVNCの改良
author: Tatsuki IHA
profile:
lang: Japanese
code-engine: coderay

# 研究目的
ゼミや授業等で、それぞれがPC端末を持っている場合では、PCの機能を活かしたコミュニケーションが可能である。教員が操作する画面をそのまま学生に配信したり, ゼミなどで、発表する学生の画面を切り替えたりすることを可能にしたい。
TreeVNCは参加したクライアントをバイナリツリー状に接続し、配信コストを分散させる仕組みを取っている。そのため,多人数が参加しても処理性能が下がらない。また、ツリーのRootが接続詞ているVNCサーバーを変更することで、ケーブルの差し替えなしに画面の切替が可能となる。
今研究ではTreeVNCの改良として、WANへの対応、 マルチディスプレイへの対応を行う。

# 近況
- 画像データを含んだ遅延の測定
- Share Screen をする際に共有設定の有無の error dialog を 一度Rootで判断してclientに表示

# Share Screenのclient表示
- 新しくERROR\_ANNOUNCE messageを追加
- ERROR\_ANNOUNCE には 接続先のID と error messageが付属している
- root から VNC への接続でError が発生した場合 ERROR\_ANNOUNCE を子nodeに投げる
- 投げられた子nodeがShare を行った client ならError dialog を表示

# Check Delay
- MessageとしてCHECK_DELAYを使用した
- 去年のCHECK_DELAYでは画像データを含んだ実装を行っていなかったため、画像データを含んだMessageを生成し測定を行った
- 今日のOSの講義での計測では18名の接続

# depth1
![TreeVNC](./pictures/depth1.svg)

# depth2
![TreeVNC](./pictures/depth2.svg)

# depth3
![TreeVNC](./pictures/depth3.svg)

# depth4
![TreeVNC](./pictures/depth4.svg)

# 今後
- 論文
- Multi Display

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