Cerium Task Manager
による正規表現の実装

Masataka Kohagura
27th December , 2013

研究目的

当研究室では、CellやマルチコアCPUで並列プログラミングを可能にするCerium Task Managerを開発している。

マルチコア CPU を最大限に活かすためには、プログラムの並列度を向上させなければならないが、実装が難しい。 当研究室では Cerium Libraryを提供することによって並列プログラミングを容易にしているが、ファイル読み込み等のI/O部分に関してはまだAPIが実装されていない。

本研究ではその例題として正規表現を実装し、I/Oの順次読み込みとTaskの並列化の設計・実装によって既存の正規表現の処理速度、処理効率を上げる。

今週のしたこと

測定結果

Cerium APIでの計測

・MacBook Air(Intel Core i5 1.7GHz、SSD 240GB)

divide read

cpu_numtime(ms)
149.751
275.638
362.832
456.839

mmap 0.131(ms)

・firefly(6-Core Intel Xeon 2.66GHz、HDD 1TB)

divide read cpu_num=4 133.841(ms)

測定方法など