TreeVNC

Miwa Oshiro

研究目的

多人数で意見を交わし合い、モチベーションを高めたい。

そこで多人数でのコミュニケーションの充実を測る。
コミュニケーションの要素として、
目的を共有し、意見・アイデア・質問を交わし合うことが必要である。

更に、遠隔地からでもその場の臨場感が味わえるようなシステムにしたい。

研究目的

TreeVNCでは、多人数に画面を配信することによって、
手元のPCで一つの画面を共有することができる。

画面の切り替えをスムーズに切り替えることができ、
綺麗な画質を保ちながらリアルタイムで共有することができる。

更に、遠隔地からでもコミュニケーションに参加できるように、
ルータを超えて画面を配信することができるようになる予定である。

やってきたこと

1. 画面サイズの指定方法を2パターンに
  固定サイズ指定 (--fixingSize)
  filterをかけて共有する画面を指定 (--filterSingleDisplay)

2. filenameを指定するオプション (--fileName) の追加

3. 授業で取得したデータを元にヒストグラムを作成

filterをかけて共有する画面を指定 (--filterSingleDisplay)

マルチディスプレイに対応する機能として追加

ひとつの画面を1920x1080であるとする
VNCServerには普段通り全画面のサイズをリクエストする(framebufferUpdateRequest)
VNCServerから送信された画面データ(framebufferUpdate)をフィルタリング
画面別にframebufferUpdateが送信されてくる
framebufferUpdateの値xが1920以下のみ、viewerに描画・multicastqueueにputする

固定サイズ指定 (--fixingSize)

マルチディスプレイに対応する機能として追加

画面サイズ指定でまだやっていないこと

フィルタリングする画面の指定
  どちらの画面を指定するかを決める機能を
  viewerを閉じた位置を取得し、その位置が含まれるディスプレイを表示する

画面の大きさを調整する機能
  決め打ちでも1920x1080サイズで表示する

遅延のヒストグラム