CbC による OS の実装

Taiki Taira / 17,July,2012

研究目的

故障が発生した際に、機能を完全に喪失するのではなく、 可能な範囲で機能が維持されるようにすることを Graceful Degradation という。 本研究ではそれに沿った構成のOSを実装することを目的とする。 その実装には、本研究室で開発された Continution based C (CbC)を用いる。 code segment, data segment を意識した設計にし、メモリ外へのアクセスを制限しセキュリティの向上とプログラマの負担を減らす。
Cerium の Task Manager をのせる。 shared library を減らす。

設計

Cerium の Task Mangaer を載せ、OS に渡される処理を並列化する。

今週の作業 [~ 2012/08/07 ]

Mountain Lion

CbC の開発環境の作りなおしと、ELF を吐くクロス開発環境を構築。作成した grub2 もエラーを吐かなかったので、正しく作られています。

VRAM

メインメモリと同じアドレス空間にあり、同様に操作可能。
video controller と呼ばれるチップが搭載されており、 VRAM から必要な情報を取り出してディスプレイへ信号を送り、 VRAM の操作をディスプレイへ反映させている。

今回はテキストモードで表示

テキストモード

video conroller は初期設定でテキストモードになっている。
テキストモードで使われる VRAM はメインメモリの0xB8000 。
画面上の1文字は2バイト。色の指定に1バイト、ASCII コードの指定に1バイト使われている。
0xB8000 へ入れた文字一文字目が、画面左上に対応している。

Mac OS X で生成した CbC のソースが実行できた

今後やること

END