CbC による OS の実装

Taiki Taira / Oct 16 2012

研究目的

本研究では code segment ,datasegment に沿った OS を実装することを目的とする。
その実装には、本研究室で開発された Continuation based C (CbC)を用いる。
CbC は C 言語よりも低くアセンブラより高い層で記述できる言語である。C の使用からループ制御や関数コールを取り除いている。これによりスタックの操作やループ、関数呼び出しなどのより低レベルでの最適化をソースコードレベルで行うことができる。
code segment, data segment を意識した設計にし、メモリ外へのアクセスを制限しセキュリティの向上とプログラマの負担を減らす。
故障が発生した際に、機能を完全に喪失するのではなく、 可能な範囲で機能が維持されるようにすることを Graceful Degradation という。
この Graceful Degradation を目指して実装をすすめる。

設計[1/3]

Datasegment Manager がメインで動く。Datasegment Manager から Codesegment / Task / Datasegment を取り出して、Codesegment Manager へ投げる。

設計[2/3] CodeSegment

設計[2/3] CodeSegment

今週の作業 [ ~ 2012/10/02 ]

今後やること

  • grub2/EFI での 64bit 起動
  • malloc のソース/メモリ管理関係の資料を読む