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comparison 8.tex @ 7:624a45b40bfe
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author | Shinji KONO <kono@ie.u-ryukyu.ac.jp> |
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date | Sat, 28 Mar 2009 13:45:19 +0900 |
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6:0688dba0327e | 7:624a45b40bfe |
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1 \section{ 分散プログラムのデバッグ手法} | |
2 | |
3 Federated Linda では、プロトコルエンジンは、 | |
4 タプルスペース(Linda Server)から、 | |
5 タプルを受け取って、それに計算を施して、 | |
6 他のタプルスペースへ引き渡す。従って、 | |
7 バグは、あるタプルを受け取って、どのような | |
8 タプルを出力するかというのを見ることになる。 | |
9 | |
10 個々のプロトコルエンジンの計算が正しくても、 | |
11 大域的なエラーが起きる場合も存在するので、 | |
12 個々の処理だけでなく、全体的な状態の情報も | |
13 必要となる場合がある。 | |
14 | |
15 通信状態を含めた大域的な状態は分散スナップショット | |
16 と呼ばれる。分散スナップショットを取ること自体に | |
17 通信が必要である。また、分散スナップショットは、 | |
18 未来からの通信が含まれている場合は、 | |
19 再実行可能でないことがある。再実行可能なスナップ | |
20 ショットを取るためには、通常の通信に制限をかける | |
21 ことが必要である。 | |
22 | |
23 デバッグプロトコルには、個々のTuple Space の情報収集 | |
24 とともに、スナップショットを取る機能が必要である。 | |
25 スナップショットが取れれば、そのイメージを | |
26 調べることによりデッドロック検出も可能となる。 | |
27 | |
28 Scalability の検証では、通信の集中を見つける必要がある。 | |
29 そのためには、タプルスペース側での通信のlogの監視を | |
30 行なう必要がある。すべてのlog情報を一ヶ所に集める | |
31 ことなく、通信の集中を調べる機能が必要である。 | |
32 |