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date Wed, 18 Feb 2009 22:22:25 +0900
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\section{まとめ}
本研究では、REPにSession Manager同士の接続を行うプロトコルを追加した、これによって、ユーザからのエディタに対するIPアドレスの入力処理などの煩雑な操作をなくすことができた。

また、以前のマージアルゴリズムは1対1の通信に対応したアルゴリズムだったため、新たに多対多の通信に対応したマージアルゴリズムを提案した。

以前のプロトコルではマージの処理をエディタ側で行っていた。しかし、マージの処理はREPのプロトコルにおいて共通の機能であるため、Session Manager側へ実装することが望ましい。
しかし、マージの処理をSession Manager上で行なうと、マージコマンドとエディタコマンドとの間に衝突が起こる可能性がある。
マージの処理をしている最中にユーザが入力する可能性があるためである。
この問題を解決するために、リマージコマンドの生成のアルゴリズムを提案し、実装した。

Eclipseへの実装の変更も行い、ソースコードの可搬性を高め、また、Eclipseを使用することの利点である、メソッド補完機能やリファクタリング機能の使用を可能にした。

また、デバッグツールとして、Network SimulatorやJava版簡易エディタなどの導入を行い、接続シーケンスやマージプログラムのデバッグに利用した。