changeset 10:6fac1d4cc28a

add tree topology
author kazz <kazz@cr.ie.u-ryukyu.ac.jp>
date Fri, 27 Aug 2010 05:06:42 +0900
parents f50ac96ec14a
children ff047df3565a
files paper/jsst-kazz.tex
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--- a/paper/jsst-kazz.tex	Thu Aug 26 11:39:17 2010 +0900
+++ b/paper/jsst-kazz.tex	Fri Aug 27 05:06:42 2010 +0900
@@ -187,8 +187,8 @@
 
 \section{Meta Engine を用いたサーバーの設計}
 \subsection{ツリー型トポロジーを用いた負荷分散}\label{subsection:treetopology}
-今回の例題用として、ツリー型トポロジー Federated Linda を用いることにし
-た。(図\ref{fig:fedlinda})
+今回の例題には、ツリー型トポロジー Federated Linda を用いることにした。
+(図\ref{fig:fedlinda})
 
 \begin{figure}[htbp]
 \begin{center}
@@ -199,6 +199,26 @@
 \label{fig:fedlinda}
 \end{figure}
 
+ツリー型トポロジーの各ノードは、親と2つの子への接続を持つ。また、末端のノードは
+クライアントによる接続も受け付ける。
+
+クライアントから座標情報を受け取った末端のノードは、その座標情報を他のク
+ライアントが必要としているかを判断する。もしも必要ならば、その Linda サー
+バーのみで通信は完結しているため、 Federated Linda 上でデータの伝搬は行
+われない。
+
+もし、必要としない場合は、親のノードにタプルデータの伝搬を行う。そのとき、親のノー
+ドは、その子から送られてきた座標情報を元に、対になっている子がデータを必
+要としているかを判断する。もし、必要ならば、対になっている子に対してタプ
+ルデータを伝搬する。そうでなければ、さらにその親に対してタプルデータの伝
+搬を行う。
+
+このように、座標データを必要としているマシンのみに座標データをコピーする
+ことで、負荷分散を実現するモデルである。このモデルを用いない場合は、各ク
+ライアントは、すべての接続しているクライアントの所持しているオブジェクト
+の座標情報を常に監視する必要があり、画面に表示されない(すなわち、必要のない)
+データも操作がされるたびに通信する必要があった。
+
 
 
 \section{評価}