diff implementation.tex @ 5:dfb89e32eea1

added gcc.tex, conclusion.tex and some sources. writed abstraction.
author kent <kent@cr.ie.u-ryukyu.ac.jp>
date Mon, 08 Feb 2010 00:35:58 +0900
parents 30c102343b37
children 8ef81ff8cb52
line wrap: on
line diff
--- a/implementation.tex	Sat Feb 06 18:28:43 2010 +0900
+++ b/implementation.tex	Mon Feb 08 00:35:58 2010 +0900
@@ -1,4 +1,3 @@
-
 \chapter{GCCにおける実装・改善}
 \label{chp:impl}
 
@@ -426,22 +425,23 @@
 
 
 \subsection{プロトタイプ自動生成} \label{sec:prototype}
-Cのプロトタイプ宣言はコンパイル時のエラー検出に役立っている。
-しかしCbCのコードセグメントには返り値は存在しない。また状態遷移記
-述という性質上、プログラムを記述する際は上から下に実行順にコードセ
-グメントを並べることが多いため、プロトタイプ宣言をするとそれが膨大
-な数になる。
+Cのプロトタイプ宣言はコンパイル時のエラー検出に役立っている。しかしCbC
+のコードセグメントには返り値は存在しない。また状態遷移記述という性質上
+、プログラムを記述する際は上から下に実行順にコードセグメントを並べるこ
+とが多いため、プロトタイプ宣言をするとそれが膨大な数になる。
 
 また、mcベースコンパイラの方ではプロトタイプ宣言を減らすため、一種の簡
 単な型推論を実装している。そのためこれまでに作られたCbCのプログラムで
 は特殊な場合を除いてプロトタイプ宣言がほとんどなく、GCCでコンパイルす
 る際に問題となる。
 
-この問題に暫定的に対処するため、Pythonを用いてプロトタイプの自動生成を
-行うスクリプトを作成した。このスクリプトでは関数の定義部を正規表現で検
-索し、マッチする部分を変換して関数宣言として出力する。
+これらの問題に暫定的に対処するため、Pythonを用いてプロトタイプの自動生
+成を行うスクリプトを作成した。このスクリプトでは関数の定義部を正規表現
+で検索し、マッチする部分を変換して関数宣言として出力する。
+全コードは付録\ref{apx:make-prototype}に掲載する。
 
-全コードは付録\ref{apx:make-prototype}に掲載する。
+このプトロタイプ自動生成により、これまでに作られたCbCのプログラムとの
+互換性が確保できた。
 
 % TODO: prototype declaration