changeset 20:7cacc3f76c15

introduction fix.
author tkaito
date Thu, 03 Feb 2011 03:59:24 +0900
parents b250db0fada8
children 6b53dcfaab84
files paper/abstract.tex paper/introduciton.tex
diffstat 2 files changed, 12 insertions(+), 8 deletions(-) [+]
line wrap: on
line diff
--- a/paper/abstract.tex	Thu Feb 03 00:48:58 2011 +0900
+++ b/paper/abstract.tex	Thu Feb 03 03:59:24 2011 +0900
@@ -1,7 +1,5 @@
 \begin{abstract}
 
-
-
 我々は、家庭用ゲーム機で実行するオープンな開発フレームワークに関する
 研究を行なってきた。家庭用ゲーム機の多くは特殊なアーキテクチャであり、
 その性能を生かすためにアーキテクチャに直結したプログラミングが求められる。
@@ -22,7 +20,9 @@
 Task の処理が並列度を保ちながら動作することを保証してわけではない。
 これは並列プログラムの開発だけでなく、Cerium 内部の処理にも言えることである。
 
-そこで我々は、Task を用いた並列プログラムの速度向上のための手法を提案する。
+そこで我々は、並列プログラムの高い並列度を維持する手法として、Cerium 
+のパイプラインの改良手法を提案する。
+
 
 
 \end{abstract}
--- a/paper/introduciton.tex	Thu Feb 03 00:48:58 2011 +0900
+++ b/paper/introduciton.tex	Thu Feb 03 03:59:24 2011 +0900
@@ -3,8 +3,10 @@
 
 \section{研究背景と目的}
 
-我々は、マルチコア CPU による並列プログラミングの処理速度と信頼性の向上を目指している。
-
+我々は、マルチコア CPU による並列プログラムの並列度と信頼性の向上を目指している。
+我々の研究室で開発した Cell Broadband Engine 上で動作する フレームワーク 
+Cell TaskManager Cerium を用いて、高い並列度を維持するためのパイプラインの改良
+手法を提案する。
 
 従来、コンピュータは CPU のクロック周波数を上昇させることで処理能力を高めてきた。
 しかし、消費電力の増加や発生する熱の問題により、Core を複数持つことによって処理能力を
@@ -12,7 +14,7 @@
 使われるようになっており、それに伴ってプログラミング手法も新たな曲面を見せている。
 
 現在、学生実験にて家庭用ゲーム機 PlayStation 3 (以後 PS3 ) を用いたゲーム開発を行っている。
-その PS3 には Cell Broadband Engine (以後 Cell )というマルチコア CPU が採用されている。
+その PS3 には Cell Broadband Engine というマルチコア CPU が採用されている。
 Cell Broadband Engine は1つの制御系プロセッサ PowerPC Processor Erement (PPE) と、
 8つのデータ処理演算プロセッサ Synergistic Processor Element (SPE) から構成される 。
 Cell は 複数の SPE を使用する並列プログラミングが求められている。並列プログラミング
@@ -26,13 +28,14 @@
 しかし、その並列度を保つことは難しく、並列プログラムの開発において
 プログラムの並列度が保証されているわけではない。これはCerium内部の処理に
 関しても言えることである。並列プログラムはその全体の処理で高い並列度を保たなければ
-全体の並列度は著しく下がってしまう (Amdahlの法則 \cite{amdahl} )
+全体の並列度は著しく下がってしまう (Amdahlの法則 \cite{amdahl} ) \\
 
 そこで我々は、並列プログラムの高い並列度を維持する手法として、
-パイプラインの改良を提案する。
+Cerium のパイプラインの改良手法を提案する。 \\
 
 本研究での Task の単位は、サブルーチンまたは関数とする。
 
+\begin{comment}
 \section{論文構成}
 
 \begin{description}
@@ -47,3 +50,4 @@
 
 \item[第6章] において、まとめと今後の課題とする。
 \end{description}
+\end{comment}