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author tkaito
date Sun, 09 Jan 2011 23:16:20 +0900
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@@ -17,11 +17,11 @@
 フレームワークとして Fine Grain Task Manager を設計し、それを用いて
 PlayStation 3 上でゲームプログラミングが行える Cerium \cite{gongo} を開発している。
 Cerium では、 Task という処理の単位を用いて並列処理を実現しているが、
-Task 同士の処理が並列度を保ちながら動作することを保証してわけではない。
+Task の処理が並列度を保ちながら動作することを保証してわけではない。
 これは並列プログラムの開発だけでなく、Cerium 内部の処理にも言えることである。
 
-そこで我々は、Task 単位で処理を監視し、プログラムの並列度を高める上でネックになっている部分を
-発見するための検証手法を提案する。
+そこで我々は、Task 単位で並列処理を監視し、プログラムの並列度を検証する手法を
+提案する。
 
 
 \end{abstract}
--- a/paper/introduciton.tex	Sun Jan 09 04:12:23 2011 +0900
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@@ -7,10 +7,42 @@
 上昇させる方向に方針が変更されてきた。近年は様々なコンピュータにマルチコア CPU が
 使われるようになっており、それに伴ってプログラミング手法も新たな曲面を見せている。
 
+現在、学生実験にて家庭用ゲーム機 PlayStation 3 (以後 PS3 ) を用いたゲーム開発を行っている。
+その PS3 には Cell Broadband Engine (以後 Cell )というマルチコア CPU が採用されている。
+Cell Broadband Engine は1つの制御系プロセッサ PowerPC Processor Erement (PPE) と、
+8つのデータ処理演算プロセッサ Synergistic Processor Element (SPE) から構成される 。
+Cell は 複数の SPE を使用する並列プログラミングが求められている。並列プログラミング
+の経験が浅い学生にとって、このような Cell アーキテクチャを理解した上でゲーム開発を
+行うことは困難である。
 
-
+このような問題を、限られた学生実験の中で解決するために、我々は Cell のような 
+Many Core Architecture を用いた、並列プログラムの開発をサポートするフレームワークと
+して Cell 用の Fine Grain Task Manager Cerium \cite{gongo} を開発した。
+現在 Cerium では、 Task という処理の単位を用いて並列処理を実現している。
+しかし、その並列度を保つことは難しく、並列プログラムの開発において
+プログラムの並列度が保証されているわけではない。これはCerium内部の処理に
+関しても言えることである。並列プログラムはその全体の処理で高い並列度を保たなければ
+全体の並列度は著しく下がってしまう (Amdahlの法則 \cite{amdahl} )
 
-現在、学生実験にて家庭用ゲーム機 PlayStation 3 を用いたゲーム開発を行っている。
+そこで我々は、Task 単位で並列処理を監視し、プログラムの並列度を検証する手法を
+提案する。
+
+検証手法としては以下のものを提案する。
+
+\begin{enumerate}
+\item Task の依存関係を用いた検証手法 \label{path1}
+\item Task 実行時間時系列を用いた検証手法 \label{path2}
+\end{enumerate}
 
+これらの手法を用いて検証を行い、ボトルネックや稼働率の少ない
+箇所を見つけることで、性能向上のための改善点を発見することができる。\\
+
+本研究での Task の単位は、サブルーチンまたは関数とする。
+
+検証手法 \ref{path1} では、 Task に設定されている依存関係を調べ、
+特定の Task への依存度の高さから検証を行う。
+検証手法 \ref{path2} では、実際に動作してる Task の実行時間を時系列順に
+取り出し、稼働率の点から検証を行う。
 
 \section{論文構成}
+
--- a/paper/vertify.tex	Sun Jan 09 04:12:23 2011 +0900
+++ b/paper/vertify.tex	Sun Jan 09 23:16:20 2011 +0900
@@ -2,6 +2,6 @@
 
 \section{パイプラインの検証手法}
 \subsection{Task の依存関係を用いた検証}
-\subsection{Task の実行時嘉永列を用いた検証}
+\subsection{Task の実行時系列を用いた検証}
 \section{評価}