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added description of webvirt and virtualization.
author | Shoshi TAMAKI <shoshi@cr.ie.u-ryukyu.ac.jp> |
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date | Sun, 07 Aug 2011 22:51:40 +0900 |
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--- a/shoshi-paper.tex Sun Aug 07 19:52:56 2011 +0900 +++ b/shoshi-paper.tex Sun Aug 07 22:51:40 2011 +0900 @@ -191,7 +191,8 @@ \label{fig:tree-cms3} \end{figure} \section{検証環境の構築} -本検証では,前回行ったPCクラスタによるスケーラビリティの検証環境とは異なり,仮想環境上に検証環境を構築する.仮想環境のホストとして利用するサーバーを表\ref{tab:bldsv-info}に示す. +検証では,前回用いたPCクラスタがシステム更新のために使用不可になってしまったため,新しく導入されたブレードサーバーによる仮想環境において検証環境を構築する. +仮想環境のホストとして利用するサーバーを表\ref{tab:bldsv-info}に示す. \begin{table}[!htbp] \caption{検証環境に用いたサーバー} \label{tab:bldsv-info} @@ -203,13 +204,43 @@ \end{center} \end{table} \subsection{仮想環境} - +説明する必要あり? \subsection{仮想化管理ツールの実装} +仮想環境で複数の仮想マシンを操作する場合,仮想マシン個々の設定を物理マシンのコンソールより操作するのは大変困難な作業であり,仮想化管理ツールの利用が必須であると考えられる.\\ +そこで,本研究では初めに仮想環境を管理するツールを開発し,検証環境の構築に利用する. \subsubsection{libvirt} - libvirtとは +libvirtとは,複数ある仮想環境においてノードをリモートより共通で十分に安全な安定した管理方法を提供するライブラリである.この場合のノードは1台の物理的なマシンであり,ドメインは仮想マシンを指す. +様々な言語とハイパーバイザ,ユーザーの認証方法に対応している. +\begin{enumerate} +\item{ハイパーバイザ}\\ +KVM,Xen,VirtualBox,VMWare,etc.. +\item{プログラミング言語}\\ +C,Python,C\#,Java,Perl,Ruby,PHP,etc.. +\end{enumerate} +libvirtを用いた仮想化管理ツールは複数存在している,以下にその一例を示す. +\begin{table}[!htbp] +\caption{libvirtを用いた管理ツール} +\begin{center} +\begin{tabular}{|c|c|} \hline +virsh & CUI \\ \hline +virt-manager & GUI \\ \hline +oVirt & Web \\ \hline +\end{tabular} +\end{center} +\end{table} +\\libvirtを用いた管理ツールは複数存在するが,インストールが複雑であり,必要のない機能を実装してることが多い.そこで,導入が用意であり,かつ十分な機能を提供するウェブ上の管理ツールを実装する. \subsubsection{webvirt} - webvirtとは,本研究室で開発した仮想環境のウェブ管理ツールである.ウェブアプリケーションフレームワークであるCakePHPとlibvirtを用いて開発した.本 - +webvirtとは,本研究室で開発した仮想環境のウェブ管理ツールである.ウェブアプリケーションフレームワークであるCakePHPとlibvirt-phpを用いて開発した.\\ +webvirtは,シンプルで十分なシングルノード上でのウェブ仮想化管理ツールを目指して開発した.インストールに必要なのはPHPが動作可能なウェブサーバー・PHP・libvirt-phpのみであり,主な機能として,以下の機能を提供する. +\begin{itemize} +\item{VNCViewer(TightVNCViewer2)} +\item{仮想マシンのシャットダウン} +\item{仮想マシンの起動} +\item{仮想マシンの定義・変更} +\item{ストレージプールの管理} +\item{ネットワークの管理} +\end{itemize} +また,シングルノードのみを管理する目的で開発されているため,ライブマイグレーションなどの機能は実装していない. \section{まとめ} \end{document}