changeset 8:0b01b77d33b4

write about Federated Linda
author kazz <kazz@cr.ie.u-ryukyu.ac.jp>
date Mon, 06 Feb 2012 03:19:53 +0900
parents 70f19a2daea6
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files paper/chapter1.tex
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+++ b/paper/chapter1.tex	Mon Feb 06 03:19:53 2012 +0900
@@ -133,7 +133,7 @@
 \end{figure}
 
 \subsection{update API の追加}
-Federated Linda の例題を書いているときに、 "in" の直後に "out" を実行することが多いことに気がついた。これは即ち、タプルを消して、新しいタプルを書き込むということである。そこで、新しく "update" API を追加することにした。(表\ref{fig:tb:additionalLindaApi})
+Federated Linda の例題を書いているときに、 "in" の直後に "out" を実行することが多いことに気がついた。これは即ち、タプルを消して、新しいタプルを書き込むということである。そこで、新しく "update" API を追加することにした。(表\ref{tb:additionalLindaApi})
 
 \begin{table}[htbp]
 \caption{追加 Linda API}
@@ -207,5 +207,13 @@
 \end{figure}
 
 \subsection{接続しているタプルスペースリソースの管理}
+Federated Linda にはタプルスペースへのコネクションを管理する機構がないため、ユーザーがそれらのコネクションを管理する必要があった。
+分散アプリケーションにおいて、どのようなグラフ構造でマシンが接続されているかという情報は重要である。
+接続時に、コネクションに把握しやすい名前をつけることで、ユーザーは接続を管理しやすくなる。
+例えば、リングトポロジーの場合、1つのマシンに着目してみると、右への接続を"right"、左への接続を"left"といったキーで呼び出すことができると嬉しい。
 
+また、受け取ったデータがどこから来たか、受け取るときに把握できると望ましい。
+なぜならば、ルーティングを行うときに役立つからである。ツリートポロジーの場合、親から来たデータを子に伝搬するといった処理を記述することがよくある。その時に、どこからデータが来たかという情報は重要である。
 
+これらの問題点を踏まえて設計した、新しい分散アプリケーションフレームワークの設計を次章では示す。
+