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author Nobuyasu Oshiro <dimolto@cr.ie.u-ryukyu.ac.jp>
date Wed, 29 Jan 2014 20:06:17 +0900
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\section{D-ADD}
D-ADDはステークホルダ合意と対象システムに存在するプログラム・コード, 及び対象システムの
運用状態との間の一貫性を常に保つための機構を提供する.\cite{d_add2012}
D-ADDの概略を\figref{fig:d-add}に示す.
上位層はD-ADDにおける基本ツールである. 
ここではDEOSプロセスとのやり取りを支援する.
2つめの層はD-ADDが扱うデータのモデルを指す.
今回提案するモデル含め, 上位層で扱うデータはここで定義される.
下位層はD-ADDで扱うデータベースである.
D-ADDは様々なデータを扱うため数種類のデータベースを利用する予定である.

\begin{figure}[htpb]
  \begin{center}
    \includegraphics[scale=0.34]{figures/destractive_tree.pdf}
    \caption{破壊的木構造}
    \label{fig:destractive}
  \end{center}
\end{figure}
\figref{fig:d-add}においてD-CaseはDEOSプロセスにおける共通言語として設計されているものである\cite{d_case}.
トゥールミンモデル\cite{toulmin}は1つの主張のモデルである.

\subsection{説明責任と合意形成}
D-ADDはシステムに障害が発生した際, 説明責任を果たさなければならない.
説明責任とはなぜその障害が発生したのか, 次からはその障害を起こさせない, もしくはしっかりと対応できることを示すことである.
そして説明責任を果たすためにはまず, なぜそのようなシステムになったのかということを
説明できなければならないと考えられた.
そのためにはD-ADDに入るデータはプロジェクトに関わる人, ステークホルダの合意を得たデータ
にすべきである.
そこでD-ADD自身に合意形成を支援する機能が必要となってくる.
D-ADDはその合意形成支援をWebアプリケーションにより行う.