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author | Yuhi TOMARI <yuhi@cr.ie.u-ryukyu.ac.jp> |
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date | Thu, 28 Nov 2013 18:05:33 +0900 |
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--- a/paper/introduction.tex Tue Nov 26 04:09:41 2013 +0900 +++ b/paper/introduction.tex Thu Nov 28 18:05:33 2013 +0900 @@ -5,12 +5,16 @@ Cell だけでなく、 GPU のような異なる種類のアーキテクチャを搭載した CPU 、 つまりヘテロジニアスな CPU が増えてきた。 GPU の普及と高性能化にともない、 - GPU の演算資源を画像処理以外の目的にも使用する GPGPU ( GPU による汎目的計算)が注目されている。 - Cerium は演算資源として GPU の使用が可能である。 + GPU の演算資源を画像処理以外の目的にも使用する GPGPU ( GPU による汎目的計算)が注目されている\cite{FFTonGPU}。 +特定の計算に特化したTaskの生成やスケジューリングを行い、高い並列度を出すという研究は様々な分野で行われている。 +本研究では特定の計算に限らず、GPUを用いて汎用計算できるフレームワークの開発を目標としている。 しかし、GPUのみで並列計算を行った場合、Taskによっては並列度が出ない場合がある。 -そこで今回、データ並列によるTaskの実行と、MultiCore と GPU 上での同時実行を可能とした。 +そこで今回、データ並列によるTaskをサポートするAPIを用意し、MultiCore と GPU 上での同時実行を可能とした。 + +GPUにはデータ並列による実装が推奨されており、そのAPIも存在する。 +そこでCPUのデータ並列実行もCeirumでサポートすることにより、CPUとGPUのTaskの記述をほぼ同じにすることができる。 + Task を CPU と GPU の両方で動かす場合、どの Task を CPU/GPU に割り当てるかという Scheduling 等の問題がある。 CPU と GPU ではTaskの実行速度に差が出ることが多い。 - Task を CPU と GPU の両方で動かす場合、どの Task を CPU/GPU に割り当てるかという Scheduling 等の問題がある。 FFT を用いて実行速度を測定し、これらの問題の解決方法について考察する。