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write chapter1
author Masataka Kohagura <e085726@ie.u-ryukyu.ac.jp>
date Thu, 23 Jan 2014 22:52:48 +0900
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\chapter{はじめに}
\label{chap:introduction}
\pagenumbering{arabic}

%序論の目安としては1枚半ぐらい.
%英語発表者は,最終予稿の「はじめに」の英訳などを載せてもいいかも.

\section{研究背景}
近年、CPU 1 コア当たりのクロック数が頭打ちとなっているので、シングルコアでの処理能力はほとんど上がっていない。
それを解決した結果、シングルコアからマルチコアへの移行によって CPU 性能が向上している。
しかし、マルチコア CPU を最大限に活かすためには、並列プログラミングによる並列度を向上させなければならない。

現在のプログラミング手法だと並列プログラミングが難しいので、当研究室では Cerium Library を提供することによって並列プログラミングを容易にしている。

\section{研究目的}
先行研究による Task の並列化によって、プログラム全体の処理速度は飛躍的に向上しているが\cite{kinjyo} 、
ファイル読み込み等の I/O に対して並列で動作するようなAPIは実装されていない。
しかし、ファイル読み込みと Task を並列化させることにより、さらなる処理速度の向上が見込まれる。
I/O 部分と Task が並列に動作し、高速かつ容易に記述できるような API を Cerium Library が提供することにより、様々な人が容易に並列プログラミングが記述できるようになるであろうと考えている。

本研究では、 I/O の並列化の設計・実装によって既存の正規表現の処理速度、処理効率を上げることを目指す。

%\section{Introduction}