Cerium による並列処理向け I/O の設計と実装
Masataka Kohagura 12th, February
担当教官 : 河野 真治
近年のCPUのほとんどはマルチコアであり、それらの性能を引き出すためには並列プログラミングが必須となっている。 そこで当研究室では、並列プログラミング用フレームワーク、Cerium Task Manager の開発を行い、提供することによって並列プログラミングを容易にしている。
先行研究では Task の並列化によって、プログラム全体の処理速度は向上している。しかし、ファイル読み込み等の I/O と Task が並列に動作するようにはされていない。
現状では、ファイルを memory に mapping を行ってから Task が走るようになっているので、I/O と Task が並列に動作しない。
本研究では I/O と Task が並列に動作するような設計、実装によってプログラム全体の 並列度、及び処理速度を上げていく。
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read mode | cpu num | min time(s) | MAX time(s) | ave time(s) |
mmap | 4 | 135.2 | 148.9 | 142.3 |
BRead | 4 | 94.5 | 109.2 | 98.8 |
mmap | 12 | 147.0 | 181.8 | 154.6 |
BRead | 12 | 91.6 | 117.5 | 99.2 |