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comparison paper/introduciton.tex @ 92:62d39472d5d4
Modified introduction.tex
author | Nobuyasu Oshiro <dimolto@cr.ie.u-ryukyu.ac.jp> |
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date | Wed, 05 Feb 2014 21:51:44 +0900 |
parents | edc3773f15a7 |
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1 \chapter{序論} | 1 \chapter{序論} |
2 \pagenumbering{arabic} | 2 ITシステムが巨大化していくにつれ, 障害発生事例が社会に与える影響もより大きな物となる. |
3 IT システムが巨大化していくにつれ, 障害発生事例 が社会に与える影響もより大きな物となる. それに伴 い, IT システムにおけるディペンダビリティへの注目 が増し | 3 それに伴い, ITシステムにおけるディペンダビリティへの注目が増している. |
4 そこで, DEOS プロジェクトは IT システムにおけ るディペンダビリティを担保する技術体系をまとめ, 制度化, さらには事業化を目指している. DEOS プロ ジェクトは 2006 年に独立行政法人科学技術機構 (JST) は CREST プログラムの 1 つとして始まったプロジェ クトて. DEOS プロジェクトは, 変化し続ける 目的や環境の中でシステムを適切に対応させ, 継続的 にユーザが求めるサービスを提供することができるシ ステムの構築法を開発することを目標としてい. | |
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6 DEOS プロセスにおいて, 全てのデータを保持する D-ADD(DEOS Agreement Description Database) と呼ばれるデータベースがある. | 5 そこで, DEOSプロジェクトはITシステムにおけるディペンダビリティを担保する技術体系をまとめ, 制度化, さらには事業化を目指している. |
7 D-ADD はステークホルダ合意と対象システムに存 在するプログラム・コード, 及び対象システムの運用状 態との間の一貫性を常に保つための機構を提. | 6 DEOSプロジェクトは2006年に独立行政法人科学技術機構(JST)はCRESTプログラムの1つとして始まったプロジェクトである. |
8 このようなデータベースは様々なデータを柔軟に格納する必要がある. | 7 DEOSプロジェクトは, 変化し続ける目的や環境の中でシステムを適切に対応させ, 継続的にユーザが求めるサービスを提供することができるシステムの構築法を |
9 例えば, データベーススキーマの頻繁な変化に対応する必要がある. | 8 開発することを目標としている\cite{deos2013}. |
10 そのためには木構造を直接使えるデータベースが必須である. | 9 DEOSプロジェクトではそれらの技術体系を「オープンシステムディペンダビリティ」として定義し, それをDEOSプロセスとしてまとめた(図\ref{fig:deos_proccess}). |
11 これらのデータベースは, ウェブからアクセスされる. | |
12 DEOSはウェブサービスとして捉えることができる. | |
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11 \begin{figure}[htpb] | |
12 \begin{center} | |
13 \includegraphics[scale=0.5]{figures/deos_proccess.pdf} | |
14 \caption{DEOS プロセス} | |
15 \label{fig:deos_proccess} | |
16 \end{center} | |
17 \end{figure} | |
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19 DEOSプロセスには変化対応サイクルと障害対応サイクルの2つのサイクルがある. | |
20 変化対応サイクルは上流プロセスにおける対象システムのオープンシステムディペンダビリティを担保するためのプロセスである. | |
21 障害対応サイクルは対象システムの運用時に必要とされるプロセスである. | |
22 DEOSプロセスは企画や設計という上流からシステム運用までの対象システムのライフサイクル全体に係わる. | |
23 対象システムの運用は, ステークホルダからの対象システムに対する要求に関する | |
24 合意を始めとしたあらゆる議論に関する合意をベースに行われる. | |
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26 DEOS プロセスを構成している各(サブ)プロセスからアクセスが行われるデータベースとして D-ADD(DEOS Agreement Description Database)がある\cite{d_add2013}. | |
27 %DEOS プロセスにおいて, 全てのデータを保持する D-ADD(DEOS Agreement Description Database) と呼ばれるデータベースがある. | |
28 D-ADD はステークホルダ合意と対象システムに存在するプログラム・コード, 及び対象システムの運用状態との間の一貫性を常に保つための機構を提供する. | |
29 このようなデータベースは様々なデータを柔軟に格納する必要があり, データベーススキーマの頻繁な変化に対応する必要がある. | |
30 %そのためには木構造を直接使えるデータベースが必須である. | |
31 これらのデータベースは, ウェブからアクセスされることも想定される. | |
32 そのため, DEOSはウェブサービスとして捉えることができる. | |
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15 ウェブサービスにとってデータベースは必須であり, ウェブサービスの規模 | 34 ウェブサービスにとってデータベースは必須であり, ウェブサービスの規模 |
16 に比例してデータベースへの負荷も大きなものとなっている. | 35 に比例してデータベースへの負荷も大きなものとなっている. |
17 そのため, データベースの処理能力の高さはそのままウェブサービスの質にも繋がってくる重要な | 36 そのため, データベースの処理能力の高さはそのままウェブサービスの質にも繋がってくる重要な |
18 項目となっている. | 37 項目となっている. |