comparison paper/chapter2.tex @ 33:a843327cde83

Writed CAP theorem
author Nobuyasu Oshiro <dimolto@cr.ie.u-ryukyu.ac.jp>
date Tue, 28 Jan 2014 00:20:09 +0900
parents 04af243ddd7c
children 7a829a3c2e19
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32:04af243ddd7c 33:a843327cde83
244 よいからである. 244 よいからである.
245 また, リング型, スター型, メッシュ側ではデータ編集の結果を他サーバノードに流すとき 245 また, リング型, スター型, メッシュ側ではデータ編集の結果を他サーバノードに流すとき
246 流したデータが自分自身にくることにより発生するループに気をつける必要がある. 246 流したデータが自分自身にくることにより発生するループに気をつける必要がある.
247 ツリー構造の場合は, サーバノード同士の繋がりで閉路が無い. 247 ツリー構造の場合は, サーバノード同士の繋がりで閉路が無い.
248 そのため, 自分自身が行ったデータ編集の履歴を繋がっているノードに送信するだけですむ. 248 そのため, 自分自身が行ったデータ編集の履歴を繋がっているノードに送信するだけですむ.
249 このルーティングの方式はスプリットホライズンと呼ばれる. 249 このルーティングの方式はスプリットホライズンと呼ばれるものである.
250 250
251 \section{データの永続性} 251 \section{データの永続性}
252 252
253 253
254 \section{CAP 定理と Jungle} 254 \section{CAP 定理と Jungle}
255 ここまでの Jungle の設計を踏まえて, CAP 定理における Jungle の立ち位置を考える. 255 ここまでの Jungle の設計を踏まえて, CAP 定理における Jungle の立ち位置を考える.
256 Jungle は分散バージョン管理システムを参考にした分散設計を行っている. 256 分散管理バージョンのように独立したリポジトリもち, それぞれが独自の変更を加えることが
257 全てのデータベース 257 行えることで一貫性はゆるい.
258 だが, ネットワークから切断されてもローカルで行ったデータの変更をネットワーク復旧後で伝搬できる
259 ことと, リクエストに対し持っているデータをすぐに返すことができる.
260 つまり Jungle は可用性と分断耐性に優れたデータベースを目指している.
261 第2章で紹介した既存のデータベースと Jungle との CAP 定理の関係を図\ref{fig:cap_theorem}に示す.
258 262
259 \begin{figure}[htpb] 263 \begin{figure}[htpb]
260 \begin{center} 264 \begin{center}
261 \includegraphics[scale=0.7]{figures/cap_theorem.pdf} 265 \includegraphics[scale=0.7]{figures/cap_theorem.pdf}
262 \caption{CAP 定理における各データベースの立ち位置} 266 \caption{CAP 定理における各データベースの立ち位置}