Mercurial > hg > Papers > 2014 > taiki-sigos

comparison slide/sigos.html @ 42:c399c755287d default tip

Find changesets by keywords (author, files, the commit message), revision number or hash, or revset expression.
final slide
author taiki <taiki@cr.ie.u-ryukyu.ac.jp>
date Thu, 15 May 2014 14:45:30 +0900
parents f17088cd0db5
children
comparison
equal deleted inserted replaced
41:f17088cd0db5 42:c399c755287d
55 generated by markdown 1.1.1 on Ruby 2.0.0 (2014-02-24) [universal.x86_64-darwin13] 55 generated by markdown 1.1.1 on Ruby 2.0.0 (2014-02-24) [universal.x86_64-darwin13]
56 on 2014-04-30 20:49:38 +0900 with Markdown engine kramdown (1.3.3) 56 on 2014-04-30 20:49:38 +0900 with Markdown engine kramdown (1.3.3)
57 using options {} 57 using options {}
58 --> 58 -->
59 59
60 <p class="title">OS 授業向けのマルチユーザ VM 環境の構築</p> 60 <p class="title">OS 授業向けのマルチユーザ VM 環境の提案</p>
61 <!--
61 <p class="belong">琉球大学大学院 並列信頼研究室 (河野研)</p> 62 <p class="belong">琉球大学大学院 並列信頼研究室 (河野研)</p>
63 -->
62 64
63 <p class="date"> 65 <p class="date">
64 <script> 66 <script>
65 var date = new Date(); 67 var date = new Date();
66 var year = date.getFullYear(); 68 var year = date.getFullYear();
67 var month = date.getMonth(); 69 var month = date.getMonth();
68 var day = date.getDate(); 70 var day = date.getDate();
69 var monthList = new Array("January","February","March","April","May","June", 71 var monthList = new Array("January","February","March","April","May","June",
70 "July","August","September","October","November","December"); 72 "July","August","September","October","November","December");
71 document.write(monthList[month]+" "+day+", "+year); 73 document.write(monthList[month]+" "+day+", "+year);
72 </script> 平良 太貴</p> 74 </script> Taiki Taira, Shinji Kono</p>
73 75
74 76
75 </div> 77 </div>
76 78
77 <div class='slide '> 79 <div class='slide '>
124 </td> 126 </td>
125 <td> 127 <td>
126 <ul> 128 <ul>
127 <li>学生のノート PC で環境設定したイメージを、本学科のブレードサーバ上で VM として動作させることができる</li> 129 <li>学生のノート PC で環境設定したイメージを、本学科のブレードサーバ上で VM として動作させることができる</li>
128 <li>作成した VM を、VM を持つ学生だけが削除できる</li> 130 <li>作成した VM を、VM を持つ学生だけが削除できる</li>
129 <li>学生自身の VM のみを<font color="red">起動・停止できる</font>。</li> 131 <li>学生自身の VM のみを起動・停止できる</li>
130 <li>VM へ ssh でのアクセスが可能である</li> 132 <li>VM へ ssh でのアクセスが可能である</li>
131 <li>パスワードやフィルタリングなどの安易な設定をチェックし、設定し直すよう勧告する</li> 133 <li>パスワードやフィルタリングなどの安易な設定をチェックし、設定し直すよう勧告する</li>
132 <li>授業 Operating System で使われる場合は実験後に電源入れたままの VM を、停止するように勧告する</li> 134 <li>授業 Operating System で使われる場合は実験後に電源入れたままの VM を、停止するように勧告する</li>
133 </ul> 135 </ul>
134 </td> 136 </td>
138 <div class='slide '> 140 <div class='slide '>
139 <h1>ie-virsh 導入前の VM 管理システム</h1> 141 <h1>ie-virsh 導入前の VM 管理システム</h1>
140 <p>授業 Operating System では、ie-virsh を実装し適用する前に VMWare ESXI / vSphere Client を利用していた。</p> 142 <p>授業 Operating System では、ie-virsh を実装し適用する前に VMWare ESXI / vSphere Client を利用していた。</p>
141 <h2>VMWare ESXI / vSphere Client</h2> 143 <h2>VMWare ESXI / vSphere Client</h2>
142 <ul> 144 <ul>
143 <li>vSphere Client は仮想環境の統合管理をするプラットフォーム vCenter Server と接続し、VMWare ESXI 上の VM を管理する</li> 145 <li>vSphere Client は仮想環境の統合管理をするプラットフォーム vCenter Server と接続し、ハイパーバイザである VMWare ESXI 上の VM を管理する</li>
144 <li>vSphere Client は詳細な権限の設定が可能で、複数の学生に対して VM を配布し権限を管理する事ができる</li> 146 <li>vSphere Client は詳細な権限の設定が可能で、複数の学生に対して VM を配布し権限を管理する事ができる</li>
145 </ul> 147 </ul>
146 <h2>KVM / ie-virsh への変更</h2> 148 <h2>KVM / ie-virsh への変更</h2>
147 <ul> 149 <ul>
148 <li>vSphere Client は手動で権限を移譲する場合は管理者側の操作が増え、学生への権限の配布に手間と時間が掛かる。</li> 150 <li>vSphere Client は手動で権限を移譲する場合は管理者側の操作が増え、学生への権限の配布に手間と時間が掛かる。</li>
202 <tr> 204 <tr>
203 <td> 205 <td>
204 CPU 206 CPU
205 </td> 207 </td>
206 <td> 208 <td>
207 Intel(R) Xeon(R) CPU X5650 @ 2.67GHz 209 2 * Intel(R) Xeon(R) CPU X5650 @ 2.67GHz
208 </td>
209 </tr>
210 <tr>
211 <td>
212 CPU数
213 </td>
214 <td>
215 2
216 </td>
217 </tr>
218 <tr>
219 <td>
220 core 数
221 </td>
222 <td>
223 6 (論理 24)
224 </td> 210 </td>
225 </tr> 211 </tr>
226 <tr> 212 <tr>
227 <td> 213 <td>
228 Memory 214 Memory
230 <td> 216 <td>
231 128GB 217 128GB
232 </td> 218 </td>
233 </tr> 219 </tr>
234 </table> 220 </table>
221 <p>この上で複数の学生が課題や Web サービスの学習を行う。</p>
235 </div> 222 </div>
236 223
237 <div class='slide '> 224 <div class='slide '>
238 <h1>ie-virsh の動作するブレードサーバの環境</h1> 225 <h1>ie-virsh の動作するブレードサーバの環境</h1>
239 <p>学生は ie-virsh を使用するためにホスト OS へアクセスし、ie-virsh によって学生自身の VM を操作する。</p> 226 <p>学生は ie-virsh を使用するためにブレードサーバ上のホスト OS へアクセスし、ie-virsh によって学生自身の VM を操作する。</p>
240 <table> 227 <table>
241 <tr> 228 <tr>
242 <td> 229 <td>
243 <img src="images/serverstructure.png"> 230 <img src="images/serverstructure.png">
244 </td> 231 </td>
415 <h2>クラウドへのデプロイ</h2> 402 <h2>クラウドへのデプロイ</h2>
416 <p>学生が Web サービスを構築し、運用を続けるためには遠方からのアクセスにも対応する必要が出てくる。そのためには AWS やさくら VPS などの外部のクラウドサービスへ VM をデプロイできるようにする。</p> 403 <p>学生が Web サービスを構築し、運用を続けるためには遠方からのアクセスにも対応する必要が出てくる。そのためには AWS やさくら VPS などの外部のクラウドサービスへ VM をデプロイできるようにする。</p>
417 <table> 404 <table>
418 <tr class="img-table"> 405 <tr class="img-table">
419 <td> 406 <td>
420 <img src="images/workflow.png"> 407 <img style="margin: 20px;" src="images/workflow.png">
421 </td> 408 </td>
422 <td> 409 <td>
423 <p>始めに学生は学生の PC 上の VM を設定し、ブレードサーバへアップロードする。Web サービスの構築を終わらせ、ブレードサーバでの運用が可能になると、次は遠方からのアクセスに対応しなければならない。</p> 410 <p>始めに学生は学生の PC 上の VM を設定し、ブレードサーバへアップロードする。Web サービスの構築を終わらせ、ブレードサーバでの運用が可能になると、次は遠方からのアクセスに対応しなければならない。</p>
424 <p>遠方からのアクセスはネットワークの速度が遅く、ネットワーク的に近いクラウドサービスを利用しなければならない。そのため、ブレードサーバから外部のクラウドサービスへ Web サービスをデプロイする仕組みが必要である。</p> 411 <p>遠方からのアクセスはネットワークの速度が遅く、ネットワーク的に近いクラウドサービスを利用しなければならない。そのため、ブレードサーバから外部のクラウドサービスへ Web サービスをデプロイする仕組みが必要である。</p>
425 </td> 412 </td>
428 </div> 415 </div>
429 416
430 <div class='slide '> 417 <div class='slide '>
431 <h1>まとめ</h1> 418 <h1>まとめ</h1>
432 <ul> 419 <ul>
433 <li>ie-virsh を実装し、既存の管理ツールとの比較を行った。</li> 420 <li>学生が授業や Web サービスの学習を行えるよう ie-virsh を実装し、既存の管理ツールとの比較を行った。</li>
434 <li>学生の権限を制限し、使用できる資源を絞る事によって管理者の手間を減らす事ができ、また学生と管理者のやりとりを減らすこともできた。</li> 421 <li>学生の権限を制限し、使用できる資源を絞る事によって管理者の手間を減らす事ができ、また学生と管理者のやりとりを減らすこともできた。</li>
435 <li>学生は情報工学科のアカウントを持っていれば、Web サービスの構築や課題の学習の為に管理者とのやりとりなしに VM を作成し利用することができる。</li> 422 <li>学生は情報工学科のアカウントを持っていれば、Web サービスの構築や課題の学習の為に管理者とのやりとりなしに VM を作成し利用することができる。</li>
436 </ul> 423 </ul>
437 <h1>今後の課題</h1> 424 <h1>今後の課題</h1>
438 <ul> 425 <ul>