# HG changeset patch # User taiki # Date 1398075843 -32400 # Node ID 9fe7c82f0a9c0c9a0424600a0be5b70b2dd8e551 # Parent 7ae7458fa37a4c0bf95c11bedcbe4a1caa95bf8e fix pdf diff -r 7ae7458fa37a -r 9fe7c82f0a9c paper/ievirsh.tex --- a/paper/ievirsh.tex Mon Apr 21 10:32:53 2014 +0900 +++ b/paper/ievirsh.tex Mon Apr 21 19:24:03 2014 +0900 @@ -152,7 +152,7 @@ \end{table} \end{tiny} -また Vagrant で仮想マシンを利用する際に、仮想マシンのベースとなるイメージファイルが Vagraint Box である。Vagrant で Vagrant Box を VM イメージとして起動し、開発環境を構築し配布することができる。また配布されている Vagrant Box を取得し、Vagrant で起動し使用することが可能である。 +また Vagrant で仮想マシンを利用する際に、仮想マシンのベースとなるイメージファイルが Vagrant Box である。Vagrant で Vagrant Box を VM イメージとして起動し、開発環境を構築し配布することができる。また配布されている Vagrant Box を取得し、Vagrant で起動し使用することが可能である。 Vagrant は学生の PC の VirtualBox で使用させたため、Vagrant Box の VM イメージは VirtualBox に対応する OVF 形式となっていた。そのため OVF 形式から、KVM で動作する形式へ変換する必要があった。学生はブレードサーバへ VM イメージをアップロードする際、OVF 形式から KVM で動作する qcow2 形式へ変換する。 diff -r 7ae7458fa37a -r 9fe7c82f0a9c paper/ievirshcomp.tex --- a/paper/ievirshcomp.tex Mon Apr 21 10:32:53 2014 +0900 +++ b/paper/ievirshcomp.tex Mon Apr 21 19:24:03 2014 +0900 @@ -12,16 +12,16 @@ ie-virsh は virsh をラップするという形で実装が行われているが、VM を管理するツールは virsh だけではない。情報工学科では、授業や学科のシステムの管理として他のツールも使用している。ここでは他のツールを使用した場合と比較する。 \subsubsection{vSphere Client} -vSphere Client は仮想環境の統合管理をするプラットフォーム vCenter Server と接続し、管理するために使用される。vSphere Client は権限の詳細な設定が可能となっており、複数の学生に対して VM を配布し権限を管理するツールとしては適している。しかし多機能で UI が煩雑になっており、最小限の機能で十分であった今回の場合には向いていなかった。操作に慣れるのに時間がかかり、するべき作業を行うまでに時間がかかる。 +vSphere Client は仮想環境の統合管理をするプラットフォーム vCenter Server と接続し、管理するために使用される。vSphere Client は権限の詳細な設定が可能となっており、複数の学生に対して VM を配布し権限を管理するツールとしては適している。しかし多機能で UI が煩雑になっており、最小限の機能で十分であった今回の場合には向いていなかった。学生が操作に慣れるのに時間がかかる。 また権限を委譲する際に管理者側の操作も多く、60 名の受講者がいる授業 Operating System で学生への権限の配布に手間と時間が必要である。 ie-virsh はそういった権限を委譲するという操作は必要なく、また機能も学生が VM を操作するのに十分である。 \subsubsection{Vagrant} -Vagrant は KVM をプロバイダとするプラグインを持っている。よって KVM をプロバイダとして Vagrant を動かすことが可能である。Vagrant を学生が使用可能に設定できるか試した。Vagrant を使うことができれば、KVM 用に VM イメージを変換することは必要だがノート PC の Vagrant と同様に操作することができる。 +Vagrant は KVM をプロバイダとするプラグインを持っている。よって KVM を VirtualBox の様にプロバイダとして Vagrant を動かすことが可能である。Vagrant をマルチユーザに対応させ、学生が使用可能に設定できるか試した。Vagrant を使うことができれば、KVM 用に VM イメージを変換することは必要だがノート PC の Vagrant と同様に操作することができる。 -しかし Vagrant の KVM プラグイン vagrant-kvm はネットワークの実装が複数人で使用できるように実装されておらず、virsh のように複数で使用するには向かなかった。 +しかし Vagrant の KVM プラグイン vagrant-kvm はネットワークの実装が複数人で使用できるように実装されておらず、virsh のように使用するには向かなかった。 virsh の様に使用するためには、vagrant-kvm の実装に手を入れネットワーク部分を改良する必要がある。 \subsubsection{Web サービス実装} @@ -30,6 +30,8 @@ Web サービスでは、GUI を操作するためにブラウザを起動しなければならない。また新しく GUI の操作に慣れる必要がある。ie-virsh は CLI であり、また virsh に近いため virsh の操作として覚えられる。しかし Web サービスは情報工学科のサービスであり IP アドレスの配布と連携しているため、IP 登録を自動で行う。ie-virsh は IP アドレスの登録は情報工学科のサービスを利用して行うため、新規に VM を作成する際は複数のサービスにまたがって操作しなければならない。 +webvirt\cite[p.6]{shoshi:2011soft} が複数の VM を管理するために実装されていた。仮想環境の Web 管理ツールである。シングルノードのみを管理する目的で開発されているため、複数の学生が使用するには対応させる必要がある。 + \subsubsection{OpenStack} OpenStack はクラウド基盤ソフトウエアである。仮想サーバやブロックストレージ、仮想ネットワーク等のリソースを提供する。物理層に依存することなく標準化された IT インフラストラクチャである。 diff -r 7ae7458fa37a -r 9fe7c82f0a9c paper/sigos.pdf Binary file paper/sigos.pdf has changed diff -r 7ae7458fa37a -r 9fe7c82f0a9c paper/sigos.tex --- a/paper/sigos.tex Mon Apr 21 10:32:53 2014 +0900 +++ b/paper/sigos.tex Mon Apr 21 19:24:03 2014 +0900 @@ -67,7 +67,7 @@ %\input{compare} % 評価と考察 -\nocite{toma:2012a} +\nocite{shoshi:2011soft} %\nocite{opencl} %\nocite{opencl:ref} %\nocite{opencl:applied}