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author taiki <taiki@cr.ie.u-ryukyu.ac.jp>
date Mon, 21 Apr 2014 19:24:03 +0900
parents 7ae7458fa37a
children 4e3f5de49e35 ccc2b9df6acb
files paper/ievirsh.tex paper/ievirshcomp.tex paper/sigos.pdf paper/sigos.tex
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line diff
--- a/paper/ievirsh.tex	Mon Apr 21 10:32:53 2014 +0900
+++ b/paper/ievirsh.tex	Mon Apr 21 19:24:03 2014 +0900
@@ -152,7 +152,7 @@
     \end{table}
 \end{tiny}
 
-また Vagrant で仮想マシンを利用する際に、仮想マシンのベースとなるイメージファイルが Vagraint Box である。Vagrant で Vagrant Box を VM イメージとして起動し、開発環境を構築し配布することができる。また配布されている Vagrant Box を取得し、Vagrant で起動し使用することが可能である。
+また Vagrant で仮想マシンを利用する際に、仮想マシンのベースとなるイメージファイルが Vagrant Box である。Vagrant で Vagrant Box を VM イメージとして起動し、開発環境を構築し配布することができる。また配布されている Vagrant Box を取得し、Vagrant で起動し使用することが可能である。
 
 Vagrant は学生の PC の VirtualBox で使用させたため、Vagrant Box の VM イメージは VirtualBox に対応する OVF 形式となっていた。そのため OVF 形式から、KVM で動作する形式へ変換する必要があった。学生はブレードサーバへ VM イメージをアップロードする際、OVF 形式から KVM で動作する qcow2 形式へ変換する。
 
--- a/paper/ievirshcomp.tex	Mon Apr 21 10:32:53 2014 +0900
+++ b/paper/ievirshcomp.tex	Mon Apr 21 19:24:03 2014 +0900
@@ -12,16 +12,16 @@
 ie-virsh は virsh をラップするという形で実装が行われているが、VM を管理するツールは virsh だけではない。情報工学科では、授業や学科のシステムの管理として他のツールも使用している。ここでは他のツールを使用した場合と比較する。
 
 \subsubsection{vSphere Client}
-vSphere Client は仮想環境の統合管理をするプラットフォーム vCenter Server と接続し、管理するために使用される。vSphere Client は権限の詳細な設定が可能となっており、複数の学生に対して VM を配布し権限を管理するツールとしては適している。しかし多機能で UI が煩雑になっており、最小限の機能で十分であった今回の場合には向いていなかった。操作に慣れるのに時間がかかり、するべき作業を行うまでに時間がかかる。
+vSphere Client は仮想環境の統合管理をするプラットフォーム vCenter Server と接続し、管理するために使用される。vSphere Client は権限の詳細な設定が可能となっており、複数の学生に対して VM を配布し権限を管理するツールとしては適している。しかし多機能で UI が煩雑になっており、最小限の機能で十分であった今回の場合には向いていなかった。学生が操作に慣れるのに時間がかかる。
 
 また権限を委譲する際に管理者側の操作も多く、60 名の受講者がいる授業 Operating System で学生への権限の配布に手間と時間が必要である。
 
 ie-virsh はそういった権限を委譲するという操作は必要なく、また機能も学生が VM を操作するのに十分である。
 
 \subsubsection{Vagrant}
-Vagrant は KVM をプロバイダとするプラグインを持っている。よって KVM をプロバイダとして Vagrant を動かすことが可能である。Vagrant を学生が使用可能に設定できるか試した。Vagrant を使うことができれば、KVM 用に VM イメージを変換することは必要だがノート PC の Vagrant と同様に操作することができる。
+Vagrant は KVM をプロバイダとするプラグインを持っている。よって KVM を VirtualBox の様にプロバイダとして Vagrant を動かすことが可能である。Vagrant をマルチユーザに対応させ、学生が使用可能に設定できるか試した。Vagrant を使うことができれば、KVM 用に VM イメージを変換することは必要だがノート PC の Vagrant と同様に操作することができる。
 
-しかし Vagrant の KVM プラグイン vagrant-kvm はネットワークの実装が複数人で使用できるように実装されておらず、virsh のように複数で使用するには向かなかった。
+しかし Vagrant の KVM プラグイン vagrant-kvm はネットワークの実装が複数人で使用できるように実装されておらず、virsh のように使用するには向かなかった。
 virsh の様に使用するためには、vagrant-kvm の実装に手を入れネットワーク部分を改良する必要がある。
 
 \subsubsection{Web サービス実装}
@@ -30,6 +30,8 @@
 
 Web サービスでは、GUI を操作するためにブラウザを起動しなければならない。また新しく GUI の操作に慣れる必要がある。ie-virsh は CLI であり、また virsh に近いため virsh の操作として覚えられる。しかし Web サービスは情報工学科のサービスであり IP アドレスの配布と連携しているため、IP 登録を自動で行う。ie-virsh は IP アドレスの登録は情報工学科のサービスを利用して行うため、新規に VM を作成する際は複数のサービスにまたがって操作しなければならない。
 
+webvirt\cite[p.6]{shoshi:2011soft} が複数の VM を管理するために実装されていた。仮想環境の Web 管理ツールである。シングルノードのみを管理する目的で開発されているため、複数の学生が使用するには対応させる必要がある。
+
 \subsubsection{OpenStack}
 
 OpenStack はクラウド基盤ソフトウエアである。仮想サーバやブロックストレージ、仮想ネットワーク等のリソースを提供する。物理層に依存することなく標準化された IT インフラストラクチャである。
Binary file paper/sigos.pdf has changed
--- a/paper/sigos.tex	Mon Apr 21 10:32:53 2014 +0900
+++ b/paper/sigos.tex	Mon Apr 21 19:24:03 2014 +0900
@@ -67,7 +67,7 @@
 %\input{compare}      % 評価と考察
 
 
-\nocite{toma:2012a}
+\nocite{shoshi:2011soft}
 %\nocite{opencl}
 %\nocite{opencl:ref}
 %\nocite{opencl:applied}