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annotate paper/chapter1.tex @ 15:e5ee7cb19845
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author | Taninari YU <you@cr.ie.u-ryukyu.ac.jp> |
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date | Sun, 02 Feb 2014 16:08:36 +0900 |
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Taninari YU <you@cr.ie.u-ryukyu.ac.jp>
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1 \chapter{序論} |
15 | 2 \pagenumbering{arabic} |
3 普段授業を行う際、プロジェクタなどの投影機を使用して授業を進める風景をよく目にする。しかし、広い部屋だと後ろの席に座っている生徒が見えにくいなどの不便を感じることがよくある。 | |
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4 もし、授業を受けている生徒の手元にパソコンがあるならば、手元のパソコンに先生の説明しているスライドを表示して授業を進めることでどこの席に座っていても、手元の画面に表示されるので見えづらいという問題は解決される。\\ |
15 | 5 みんなの手元に先生の画面を配信するシステムとして、ビデオケーブルを引いて画面を配信する方法があり、このような方法で画面を配信するのが一般的である。しかし、この方法で画面共有をするには、工事をしてビデオケーブル引かなければならないので、資金がかかってしまう。\\ |
6 ビデオケーブルを引かないで、WEBページに授業のスライドを載せることで、擬似的に画面を共有することもできる。しかし、この場合は、ページが同期していないのでどのスライドを説明してるのかわからなくなったりする。 | |
7 プログラミングなどでは、先生がどのような作業をしているかがとても重要になってくるが、これはWEBページを使用しても実現することができない。\\ | |
8 これらの問題を解決するために、オープンソースなアプリケーションであるVNCを用いることで、無料で画面を共有することができる。 | |
9 しかし、VNCは多人数で同時に接続してしまうと処理性能が落ちて授業の進行に画面がついていかなくなったり、アプリケーションの処理自体が止まってしまったりしてしまう。 | |
10 この問題は一つのコンピュータに多人数が繋がるときに生じる問題である。\\ | |
11 そこで、多人数で画面共有ができるようにクライアントをツリー構造に接続させ、上から順番にデータを流していく方法で、VNCサーバに対する負荷を分散させる方法で解決できると考えた。 | |
12 更に、ゼミでVNCを使用することを想定する。従来のVNCでは、発表者が変わるごとに新しくVNCに接続し直す必要がある。このような手間を省くことで、ゼミをスムーズに進行させることができる。 | |
13 本研究では、多人数で画面共有ができるようにクライアントをツリー構造に接続させ、上から順番にデータを流していく方法で、VNCサーバに対する負荷を分散させるTreeVNCを作成し、更に、ゼミなどで使いやすいようにユーザインタフェースの提案と実装を行う。\\ | |
14 %先生のスライドを生徒の手元にあるパソコンに表示することができる。しかし、多人数の生徒が先生のパソコンに同時に接続してしまうと処理性能が落ちて授業の進行に画面がついていかなくなってしまう。 | |
15 %更に当研究室では、VNCを使用してゼミを進めている。従来のVNCを使用すると発表者が変わるごとに新しくVNCを立ち上げ 直す必要がある。このような手間がなくなるとスムーズにゼミを進めることができる。\\ | |
16 % 本研究では、多人数で画面共有ができるようにクライアントをツリー構造に接続させ、上から順番にデータを流していく方法でVNCサーバに対する負荷を分散させるTreeVNCを作成し、更にゼミなどで使いやすいようにユーザインタフェースの提案と実装を行う。 | |
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20 \section{本論文の構成} |
15 | 21 本論文では、第2章でこれまでの画面共有システムについて説明し、その中で使用されているプロトコルについて述べ、VNCを授業で使用する際の問題点を挙げる。\\ |
22 第3章では、第2章で挙げた問題点に対して考察を行い、Tree構造を使用した設計やユーザインターフェースの提案を行う。\\ | |
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23 第4章では、第3章で設計した木構造を利用したTreeVNCの詳細な設計と実装方法そして、実装時の問題点とその解決方法ついて述べる。\\ |
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24 第5章では、卒業論文で作成したTreeVNCとの違いについて述べる。 |
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25 第6章では、画面共有システムTreeVNCの評価を行い、作成したユーザインタフェースの妥当性について述べる。 |
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26 第7章では、本研究のまとめとこれからの課題について述べる。 |