Mercurial > hg > Papers > 2014 > taninari-master
view paper/abstract.tex @ 18:89f257eff582
update
author | Taninari YU <you@cr.ie.u-ryukyu.ac.jp> |
---|---|
date | Sun, 02 Feb 2014 18:58:50 +0900 |
parents | a347473b00b1 |
children | 9e67a49d2954 |
line wrap: on
line source
\begin{abstract} 各クライアントをツリー状に接続し、親が配信したデータを、木の上から下へとリレーさせることのできる分散版VNC(TreeVNC)のアプリケーションを実装した。 通常のVNCでは配信者へ負荷が集中する設計となっている。例えば、大学の講義等でVNCを用いて画面共有を行った時、クライアントの増加に比例して配信者への負荷が増えてしまう。 この問題を解決する為に、ツリー構造にクライアントを接続させ、サーバからクライアントへデータを送ることでスケーラビリティを持たせた。 スケーラビリティを持つサービスとは、利用者が増加してもサービスの質を落とすこなく利用できるサービスのことである。 TreeVNCを使用した結果、クライアントの数を増やしてもサーバ側への負荷を抑えスループットを落とすことなく利用する事ができた。 更に、発表者をボタン一つで切り替えられるようにし、マルチディスプレイを使用している場合、一つのディスプレイのデータを受け取ることができるようにUserInterfaceの拡張も行った。 \end{abstract}