view preprint/abstract_j.tex @ 18:583b83ff748c

rename directory, update abstruct, update chapter1
author oc
date Tue, 17 Feb 2015 14:58:51 +0900
parents prepaper/abstract_j.tex@6d9c4f5f08bb
children e0a6e6851835
line wrap: on
line source

\section{概要}

授業やゼミ向けの画面共有システムTreeVNCの改良と機能拡張を行った。
VNCとは、ネットワークを介して画面を共有することができるアプリケーションである。
TreeVNCとは、負荷を分散しながら画面の共有を行うことの出来る分散アプリケーションである。

従来のVNCは、配信者に負荷が集中してしまう設計になっている。
例えば授業で画面の共有にVNCを使用すると、
クライアントが増えるにつれ、配信者への負荷が増えてしまい、
処理性能が低下する。

TreeVNCは、各クライアントをツリー状に接続し、
親が配信したデータを木の上から下へ流すことで
負荷分散を実現している。
TreeVNCが画面配信者毎にVNCServerとの接続を切り替えることができるので、
発表者の切り替えが容易に行える。

TreeVNCをより使用しやすく、デバッグしやすく、遠隔地からも利用できるよう、機能拡張を行った。

TreeVNCのTree構造の変更や、新たに遠隔地からのTreeVNCを使用可能にする機能の実装を行った。