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rename directory, update abstruct, update chapter1
author oc
date Tue, 17 Feb 2015 14:58:51 +0900
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\section{Treeの構成の変更}

従来のTreeVNCは、クライアントの接続する木構造が単一であった。
そのため、ネットワークインターフェースが違うクライアントが
同じ木に混在している状況が生じた。

速度の遅いクライアントが木に存在すると、
そのクライアント以下の通信速度が遅くなってしまう。

この問題を解決するために、
図2の様に、ネットワークインターフェース別に
木構造を形成するように設計した。

TreeVNCは、rootがnodeListというリストを保持し、木構造を管理している。
複数のネットワークインターフェースで木構造を形成する場合、
このnodeListをネットワークインターフェース毎に作成しておく。
新しいnodeを接続する際、nodeのネットワークインターフェースを取得し、
どのnodeListに登録されるかが決まる。
こうすることによって、TreeVNCを複数のネットワークインターフェイス別に
木構造を構成することができる。