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author tatsuki
date Tue, 17 Feb 2015 23:03:25 +0900
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@@ -50,8 +50,8 @@
 XACMLとJungle DBの組み合わせに対して、Subject(誰が)、Resource(何を)、Action(どうする)かを問い合わせ、その許諾を書く。
 許諾事項は日々更新される組織構造やポリシーに対して判断され、過去の情報も残しておく必要がある。
 
-\section{Jungle上での\\maTrixのデータ構造の表現}
-maTrixの人、組織、役割、権限等のデータは木構造なので Jungleの木構造にそのままマッピングできる。
+\section{Jungle上でのmaTrixの\\データ構造の表現}
+maTrixの人、組織、役割、権限等のデータは木構造であるため Jungleにそのままマッピングできる。
 実際のmaTrixのデータ構造の一部(表\ref{list:PersonTree})と、そのデータを実際に格納したJungleTree(図\ref{fig:PersonTree})を以下に記す。
 \begin{figure}[h]
 \begin{center}
@@ -78,7 +78,10 @@
 \end{tabular}
 \end{center}
 \end{table}
-しかし、maTrixの一部のデータ構造がJungleに対応していないため、その部分のみJungleにあった形に修正を行い格納している。Jungle上で表現できないデータの例を以下に記す(\ref{list:PersonTree2})。
+
+Jungleは、TreeNodeにデータを格納する際、String KeyとByteBuffer attributeの組み合わせで保持しているため、1つのkeyに対して複数のattributeを持つことは出来ない。
+そのため、表\ref{list:PersonTree2}の様に、1つの要素に複数の値がある場合はデータを格納できない。
+しかし、表\ref{list:maTrixDataChild}の様に、データの2つのNodeに分割することで、Jungleに格納できるようになる。
 
 \begin{table}[h]
 \caption{Jungle上で表現できないデータ例}
@@ -91,9 +94,6 @@
 \end{center}
 \end{table}
 
-Jungleは、TreeNodeにデータを格納する際、String KeyとByteBuffer attributeの組み合わせで保持している。
-しかし、1つのkeyに対して複数のattributeを持つことは出来ないので、表\ref{list:PersonTree2}の様に、1つの要素に複数の値がある場合などはそのままではデータを格納できない。
-しかし、表\ref{list:maTrixDataChild}の様に、データの2つのNodeに分割することで、Jungleに格納できるようになる。
 \begin{table}[h]
 \caption{Jungleに対応したデータ例}
 \label{list:maTrixDataChild}
@@ -114,29 +114,32 @@
 
 \section{Jungle上での検索APIの設計と実装}
 JungleのTreeに対して検索を行うfind関数の実装を行った。
-以下にfind関数は、\\
-public Iteratori$<$TreeNode$>$ \\
-\ find (Query query ,String key,String Value);と定義した
-.\\
-.\\
-.\\
-また、find関数で使用するQueryInterfaceの定義は、\\
-public interface Query\{\\
-\ booleancondition(TreeNode node);\\
-\}\\
-と定義した
+find関数は引数にQuery、String key、String valueの3つの引数を取り、条件に一致したNodeのIteratorを返す。
+第1引数には以下に記載してある、探索の条件を記述する関数boolean comdition(TreeNode)を定義したInterfaceQueryを。
+第2、第3引数の、String key、String valueはIndexの取得を行うために使用する。
+\begin{itembox}[l]{find関数の定義}
+\begin{verbatim}
+ public Iterator<TreeNode> find(Query query, 
+             String key, String searchValue);
+\end{verbatim}
+\end{itembox}
 
-find関数は引数にQuery、String key、String valueの3つの引数を取り、条件に一致したNodeのIteratorを返す。
-第一引数には以下に記載してある、探索の条件を記述する関数boolean comdition(TreeNode)を定義したInterfaceQueryを。
-第二、第三引数の、String key、String valueはIndexの取得を行うために使用する。
+\begin{itembox}[l]{QueryInterfaceの定義}
+\begin{verbatim}
+public interface Query {
+        boolean condition(TreeNode _node);
+}
+\end{verbatim}
+\end{itembox}
 
 
 
-find関数を実際に使用して、maTrixがデータにアクセスする際に使用する関数を全て実装し、実際に、XACMLを用いて許認可を行えるようにした。
+find関数を使用して、maTrixがデータにアクセスする際に使用する関数を全て実装し、実際に、ポリシーファイルを用いて許認可を行えるようにした。
 
 \section{まとめ}
 本研究は、実際に使われている組織の中の許認可を判断するアプリケーションmaTrixのデータ構造をどのようにJungle上で表現するかを設計し、実際にmaTrixのデータ構造を格納した。
-そして実際にmaTrixで使われているデータアクセス関数を実装して、XACMLファイルを使用し許認可判断を行えるようにし、実際にJungle上に実用的な業務アプリケーションの構築に成功した。
+実際にmaTrixで使われているデータアクセス関数を実装して、XACMLファイルを使用し許認可判断を行えるようにした。
+実際にJungle上に実用的な業務アプリケーションを構築した。
 本研究は、PCIホールディングス株式会社と株式会社Symphonyとの共同研究である。
 \thispagestyle{fancy}
 \begin{thebibliography}{9}