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comparison paper/main.tex @ 25:004612152453
Add fit screen section
author | Tatsuki IHA <e125716@ie.u-ryukyu.ac.jp> |
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date | Wed, 17 Feb 2016 11:24:39 +0900 |
parents | ad8f3cea4a16 |
children | 3e3c148a4562 |
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360 その際に、ディスプレイ解像度を設定し直す必要が出たり、 接続不良が起こる等の煩わしい問題が生じることがある。 | 360 その際に、ディスプレイ解像度を設定し直す必要が出たり、 接続不良が起こる等の煩わしい問題が生じることがある。 |
361 | 361 |
362 従来のVNCを使用する場合、 画面の切り替えの度に一旦VNCを終了し、発表者の VNC サーバーへと再接続を行う必要がある。 | 362 従来のVNCを使用する場合、 画面の切り替えの度に一旦VNCを終了し、発表者の VNC サーバーへと再接続を行う必要がある。 |
363 | 363 |
364 TreeVNC は配信者の切り替えの度に生じる問題を解決している。 | 364 TreeVNC は配信者の切り替えの度に生じる問題を解決している。 |
365 TreeVNC を立ち上げることで、ケーブルを使用する必要なしに、各参加者の手元のPCに発表者の画面を共有することができる。 | 365 TreeVNC を立ち上げることで、ケーブルを使用する必要なしに、各参加者の手元の PC に発表者の画面を共有することができる。 |
366 画面の切り替えはユーザが VNC サーバーへの再接続を行うことなく、ビューアの Share Screen ボタンを押すことによって、配信者の切り替えを行うことができる。 | 366 画面の切り替えはユーザが VNC サーバーへの再接続を行うことなく、ビューアの Share Screen ボタンを押すことによって、配信者の切り替えを行うことができる。 |
367 | 367 |
368 TreeVNC の Root Node は配信者の VNC サーバーと通信を行っている。 | 368 TreeVNC の Root Node は配信者の VNC サーバーと通信を行っている。 |
369 VNC サーバーから画面データを受信し、そのデータを 子 Node へと送信している。 | 369 VNC サーバーから画面データを受信し、そのデータを 子 Node へと送信している。 |
370 配信者切り替え時に Share Screen ボタンが押されると、 SERVER\_CHANGE\_REQUEST メッセージに Node 番号やディスプレイ情報 を付加し、Root Node に送信する。 | 370 配信者切り替え時に Share Screen ボタンが押されると、 SERVER\_CHANGE\_REQUEST メッセージに Node 番号やディスプレイ情報 を付加し、Root Node に送信する。 |
371 SERVER\_CHANGE\_REQUEST メッセージを受け取った Root Node は配信を行うクライアントの VNC サーバーと通信を始める。 | 371 SERVER\_CHANGE\_REQUEST メッセージを受け取った Root Node は配信を行う Node の VNC サーバーと通信を始める。 |
372 そのため TreeVNC は配信者切り替えの度に VNC を終了し、再接続する必要がない。 | 372 そのため TreeVNC は配信者切り替えの度に VNC を終了し、再接続する必要がない。 |
373 | |
374 \newpage | |
375 | |
376 \section{表示画面サイズの調整} | |
377 配信側 PC によって配信される画面サイズが変化する。配信側と Node で画面サイズに差がある場合、画面に入りきらない、表示画面が小さすぎる等の問題が生じる。 | |
378 | |
379 TreeVNC では ビューワに fit screen ボタンを設置することでこの問題を解決している。 | |
380 fit screen ボタンが押されると PC の画面サイズに合わせてフルサイズで拡大・縮小する。 | |
373 | 381 |
374 \section{複数のネットワークの対応} | 382 \section{複数のネットワークの対応} |
375 従来の TreeVNC は、クライアントの接続する木構造が単一であった。 | 383 従来の TreeVNC は、クライアントの接続する木構造が単一であった。 |
376 そのため、Root Node が複数のネットワークに接続していても、 単一のネットワークでしか使用することができなかった。 | 384 そのため、Root Node が複数のネットワークに接続していても、 単一のネットワークでしか使用することができなかった。 |
377 | 385 |
442 \end{figure} | 450 \end{figure} |
443 | 451 |
444 | 452 |
445 \chapter{TreeVNC のリファクタリング} | 453 \chapter{TreeVNC のリファクタリング} |
446 \section{マルチディスプレイ対応} | 454 \section{マルチディスプレイ対応} |
447 画面配信側のPCがマルチディスプレイの場合 VNC サーバーからは複数の画面全体の画像データが送信されてしまう。 | 455 画面配信側の PC がマルチディスプレイの場合 VNC サーバーからは複数の画面全体の画像データが送信されてしまう。 |
448 授業やゼミ等でTreeVNCを使用する場合、複数画面の表示は必要ない。 | 456 授業やゼミ等でTreeVNCを使用する場合、複数画面の表示は必要ない。 |
449 そこで、画面を共有する際、ディスプレイを選択させ、画面共有を行う機能を追加した\cite{parusu:2016a}。 | 457 そこで、画面を共有する際、ディスプレイを選択させ、画面共有を行う機能を追加した\cite{parusu:2016a}。 |
450 | 458 |
451 | 459 |
452 ディスプレイの情報は個々のクライアントでしか取得ができない。 | 460 ディスプレイの情報は個々のクライアントでしか取得ができない。 |
602 \item 新しくメッセージを追加することでクライアントにエラー通知を行える様になった。 | 610 \item 新しくメッセージを追加することでクライアントにエラー通知を行える様になった。 |
603 \end{itemize} | 611 \end{itemize} |
604 | 612 |
605 | 613 |
606 \section{今後の課題} | 614 \section{今後の課題} |
607 \subsection{NATを越えた画面切り替え} | 615 \subsection*{NATを越えた画面切り替え} |
608 今回追加した Direct Connection ではNATを越えたネットワークの画面の配信を行うのみであり、 TreeVNC の利点の1つである画面切り替えを行うことが出来ない。 | 616 今回追加した Direct Connection ではNATを越えたネットワークの画面の配信を行うのみであり、 TreeVNC の利点の1つである画面切り替えを行うことが出来ない。 |
609 そのため、NATを越えたネットワークでの画面切り替えの実装を行う必要がある。 | 617 そのため、NATを越えたネットワークでの画面切り替えの実装を行う必要がある。 |
610 | 618 |
611 図\ref{fig:directConnectionServerChange} は Direct Connection での画面切り替えの実装案である。 | 619 図\ref{fig:directConnectionServerChange} は Direct Connection での画面切り替えの実装案である。 |
612 まず Direct Connection した ネットワークのクライアントから SERVER\_CHANGE\_REQUEST メッセージが送信される。 | 620 まず Direct Connection した ネットワークのクライアントから SERVER\_CHANGE\_REQUEST メッセージが送信される。 |
621 \caption{NATを越えたネットワークでの画面切り替え} | 629 \caption{NATを越えたネットワークでの画面切り替え} |
622 \label{fig:directConnectionServerChange} | 630 \label{fig:directConnectionServerChange} |
623 \end{center} | 631 \end{center} |
624 \end{figure} | 632 \end{figure} |
625 | 633 |
626 \subsection{音声機能の追加} | 634 \subsection*{音声機能の追加} |
627 Direct Conenction により、遠隔地からの画面配信が可能となった。 | 635 Direct Conenction により、NAT を越えたの画面配信が可能となった。 |
628 しかし、 ゼミや授業等では画面の表示のみではなく、 音声の配信も行う必要がある。 | 636 しかし、 遠隔地からゼミや授業等に参加する場合は画面の表示のみではなく、 音声の配信も行いたい。 |
637 そのため音声配信機能の実装を行う必要がある。 | |
638 | |
639 \subsection*{マルチディスプレイ時の画面調整} | |
640 今回実装したマルチディスプレイ選択の画面配信は fit screen ボタンに対応しておらず、一画面のサイズの調節を行えない。 | |
641 そのためマルチディスプレイの fit screen 機能を実装する必要がある。 | |
629 | 642 |
630 % 参考文献 | 643 % 参考文献 |
631 \def\line{−\hspace*{-.7zw}−} | 644 \def\line{−\hspace*{-.7zw}−} |
632 \nocite{*} | 645 \nocite{*} |
633 \bibliographystyle{junsrt} | 646 \bibliographystyle{junsrt} |