comparison paper/main.tex @ 21:020367fa53bc

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author Tatsuki IHA <e125716@ie.u-ryukyu.ac.jp>
date Tue, 16 Feb 2016 22:18:45 +0900
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20:d6897e4dfbb3 21:020367fa53bc
372 372
373 \section{複数のネットワークの対応} 373 \section{複数のネットワークの対応}
374 従来の TreeVNC は、クライアントの接続する木構造が単一であった。 374 従来の TreeVNC は、クライアントの接続する木構造が単一であった。
375 そのため、Root Node が複数のネットワークに接続していても、 単一のネットワークでしか使用することができなかった。 375 そのため、Root Node が複数のネットワークに接続していても、 単一のネットワークでしか使用することができなかった。
376 376
377 この問題を解決するために、 図\ref{fig:multinetworktree}の様に、ネットワーク別に 木構造を形成するように設計した。 377 この問題を解決するために、 図\ref{fig:multinetworktree}の様に、ネットワーク別に木構造を形成するように設計した。
378 378
379 \begin{figure}[htbp] 379 \begin{figure}[htbp]
380 \begin{center} 380 \begin{center}
381 \includegraphics[scale=0.5]{./images/multiNetworkTree} 381 \includegraphics[scale=0.5]{./images/multiNetworkTree}
382 \end{center} 382 \end{center}
396 \chapter{NAT 対応} 396 \chapter{NAT 対応}
397 \section{TreeVNC の問題点} 397 \section{TreeVNC の問題点}
398 TreeVNC は Root Node が所属しているネットワークで木を構成する。 398 TreeVNC は Root Node が所属しているネットワークで木を構成する。
399 そのため、NAT 越えた別のネットワークからの接続を行うことが出来ない。 399 そのため、NAT 越えた別のネットワークからの接続を行うことが出来ない。
400 400
401 \section{DirectConnection} 401 \section{Direct Connection}
402 遠隔地からでもゼミや授業に参加できるよう、 NATを越えたネットワークから TreeVNC への接続を可能にした。 402 遠隔地からでもゼミや授業に参加できるよう、 NATを越えたネットワークから TreeVNC への接続を可能にした。
403 403
404 図\ref{fig:directConnection} にNATを越えたネットワークからの接続を示す。 404 図\ref{fig:directConnection} にNATを越えたネットワークからの接続を示す。
405 別ネットワークからTreeVNCに参加する際、 直接配信側のネットワークの Root Node に接続を行う。 405 別ネットワークからTreeVNCに参加する際、 直接配信側のネットワークの Root Node に接続を行う。
406 この接続を Direct Connection と呼ぶ。 406 この接続を Direct Connection と呼ぶ。
410 \includegraphics[scale=0.5]{./images/directConnection.pdf} 410 \includegraphics[scale=0.5]{./images/directConnection.pdf}
411 \caption{Direct Connection} 411 \caption{Direct Connection}
412 \label{fig:directConnection} 412 \label{fig:directConnection}
413 \end{center} 413 \end{center}
414 \end{figure} 414 \end{figure}
415
416 \newpage
415 417
416 \section{Direct Connectionでの木構造} 418 \section{Direct Connectionでの木構造}
417 Direct Connection した Node はそのネットワークの Root Node になり、接続先である TreeVNC の nodeList に追加されない。 419 Direct Connection した Node はそのネットワークの Root Node になり、接続先である TreeVNC の nodeList に追加されない。
418 つまり、ネットワーク毎に木構造をもつことになる。 420 つまり、ネットワーク毎に木構造をもつことになる。
419 421
442 \chapter{TreeVNC のリファクタリング} 444 \chapter{TreeVNC のリファクタリング}
443 \section{マルチディスプレイ対応} 445 \section{マルチディスプレイ対応}
444 画面配信側のPCがマルチディスプレイの場合 VNC サーバーからは複数の画面全体の画像データが送信されてしまう。 446 画面配信側のPCがマルチディスプレイの場合 VNC サーバーからは複数の画面全体の画像データが送信されてしまう。
445 授業やゼミ等でTreeVNCを使用する場合、複数画面の表示は必要ない。 447 授業やゼミ等でTreeVNCを使用する場合、複数画面の表示は必要ない。
446 そこで、画面を共有する際、ディスプレイを選択させ、画面共有を行う機能を追加した\cite{parusu:2016a}。 448 そこで、画面を共有する際、ディスプレイを選択させ、画面共有を行う機能を追加した\cite{parusu:2016a}。
449
447 450
448 ディスプレイの情報は個々のクライアントでしか取得ができない。 451 ディスプレイの情報は個々のクライアントでしか取得ができない。
449 そのため、配信側は画面の切り替えを行う際に、ディスプレイを選択し、そのディスプレイの左上と右下の座標を取得する。 452 そのため、配信側は画面の切り替えを行う際に、ディスプレイを選択し、そのディスプレイの左上と右下の座標を取得する。
450 その座標を Root Node への画面切り替えを要求する SERVER\_CHANGE\_REQUEST メッセージに付加させる。 453 その座標を Root Node への画面切り替えを要求する SERVER\_CHANGE\_REQUEST メッセージに付加させる。
451 Root Node は 配信側の VNC サーバー に画像データを要求する FRAMEBUFFER\_UPDATE\_REPLY メッセージに送信された座標を付加する。 454 Root Node は 配信側の VNC サーバー に画像データを要求する FRAMEBUFFER\_UPDATE\_REPLY メッセージに送信された座標を付加する。
559 \includegraphics[scale=0.7]{./images/depth4.eps} 562 \includegraphics[scale=0.7]{./images/depth4.eps}
560 \end{center} 563 \end{center}
561 \caption{データサイズと遅延の関係 : 深さ4} 564 \caption{データサイズと遅延の関係 : 深さ4}
562 \label{fig:depth4} 565 \label{fig:depth4}
563 \end{figure} 566 \end{figure}
564
565 \newpage
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567 \section{ボトルネックになっている Node への対処} 568 \section{ボトルネックになっている Node への対処}
568 画像データを受け取る時間が遅い Node をそのまま木構造に配置しているとその子 Node 以下に影響を及ぼす。 569 画像データを受け取る時間が遅い Node をそのまま木構造に配置しているとその子 Node 以下に影響を及ぼす。
569 そのためネックになっている Node への対処が必要である。 570 そのためネックになっている Node への対処が必要である。
570 571