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author tatsuki
date Tue, 29 Nov 2016 17:31:07 +0900
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\section{Jungle Tree ブラウザ}

Jungleの木に対する変更において、JungleTreeEditorクラスを用いる方法はプログラム上では便利だが、手動で変更するのには向いていない。
よって、組み込みWEBサーバーであるJettyを使用し、Servletとして木の表示と編集を実現した。

\subsection{木構造の表示}
Jungle DBはWEBサーバー内に存在し、それから表示に必要なHTMLを生成してブラウザに転送する。
図\ref{printNode}は、サーバからデータを送りブラウザ上でノードを可視化するまでの流れである。
この流れはJungleのNodePathの処理を除けば通常のデータベースのレコードの表示と同等である。
\begin{figure}[h]
\begin{center}
\includegraphics[height = 6cm , bb=0 0 622 497]{images/printNodeValue.pdf}
\caption{ブラウザを使用したNodeの可視化}
\label{printNode}
\end{center}
\end{figure}

\begin{enumerate}
\item ユーザーは表示したいノードのパスをJungleTreeブラウザに送る。
\item JungleTreeブラウザは、WEBサーバ内にあるJungleから、対応した木を取得する。
\item JungleTreブラウザは、パスで指定した位置のノードを返す関数tree.getNodeOfPath()を用いて、木から表示するノードを取得する。
\item (3)で取得したノードの中身を、JungleTreeブラウザが表示する。
\end{enumerate}


\subsection{ブラウザを使った木の編集}
図\ref{JungleEdit}はブラウザを用いたJungleの木の更新の流れである。
編集するノードのパスはURLで記述されている。例えば、

{\small
\verb! http://localhost/showBoardMessage?!
\verb!           bname=Layout&path=-1,0,2!
}

などとなる。

\begin{figure}[h]
\begin{center}
\includegraphics[height = 10cm , bb=0 0 622 971]{images/TreeEdit.pdf}
\caption{ブラウザを介した木の編集}
\label{JungleEdit}
\end{center}
\end{figure}

\begin{enumerate}
\item ユーザーはJungleTreeブラウザで編集したいノードを表示するページに移動する 
\item ユーザーはJungleTreeブラウザに木の変更要求を送る
\item JungleTreeブラウザはWebサーバー内にあるJungleから、対応した木を取得する
\item 木からJungleTreeEditorクラスを取得する
\item JungleTreeEditorクラスを使用して木の変更を行う
\item 木の変更をJungleにコミットする
\item 木の変更の結果を表示する
\end{enumerate}

パスを使用することにより木の変更をRestfulに行うことができるように見えるが、木のパスは特定の木の版に固有のものである。
ブラウザとWEBサーバはセッションで結合されており、そのセッションが同じ版の木を編集していれば問題なく成功する。
ただし、編集し終わった時に、他の編集が割り込んでいたら、その編集は無効となる。この点が既存のRDBとは異なる。
また巨大な木を操作する時には、Pathを直接URLに含むことはできないので、他の工夫が必要になると考えられる。
このアプリケーションでは任意の木を取り扱うので、木の大きさの現実的な制限を除けば木の設計の問題はない。