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comparison final_pre/finalPre.tex @ 14:4c3b39b281eb

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author mir3636
date Wed, 15 Feb 2017 21:48:16 +0900
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130 \end{center} 130 \end{center}
131 \caption{Gears OS の構成図} 131 \caption{Gears OS の構成図}
132 \label{fig:gearsos} 132 \label{fig:gearsos}
133 \end{figure} 133 \end{figure}
134 134
135 \section{Context}
136 Gears OS では Context と呼ばれる接続可能な Code/Data Gear のリスト、Temporal Data Gear のためのメモリ空間等を持っている Meta Data Gear である。
137 Gears OS は必要な Code/Data Gear に参照したい場合、この Context を通す必要がある。
138 メインとなる Context と Worker 用の Context がある。
139 Temporal Data Gear のためのメモリ空間は Context 毎に異なり、互いに干渉することはできない。
135 140
141 Context は Task でもあり、TaskManager によって Context が生成され CPUWorker へ送られる。
142 Worker に渡された Task である Context の Input/Output Data Gear の依存関係が解決されたものから並列実行される。
136 143
144 \section{interface の記述}
145 interface を記述することで Context から Code Gear が呼び出せるようになった。
146 create は関数呼び出しで呼び出され、interface と impliment の初期化と Code Gear のポインタの設定を行う。
147 return で interface を返し、その先で interface で指定した Code Gear へ継続できるようになった。
148
149 \section{Gearef、GearImpl}
150 Context には Allocation 等で生成した Data Gear へのポインタが格納されている。
151 Code Gear が Context にアクセスする際、ポインタを使用してデータを取り出すためコードが煩雑になってしまう。
152 そこで Code Gear がデータを参照するための Gearef というマクロを定義した。
153 Gearef に Context と型を渡すことでデータの参照が行える。
154 また impliment を参照する際も、ポインタでの記述が複雑になってしまうため 同様に GearImpl を定義した。
155 GearImpl は Context と interface 名、interface の変数名を指定して参照する。
156
157 \section{stub Code Gear}
158 Code Gear が必要とする Data Gear を取り出す際に Context を通す必要がある。
159 しかし、Context を直接扱うのはセキュリティ上好ましくない。
160 そこで Context から必要なデータを取り出して Code Gear に接続する stub Code Gear を定義し、これを介して間接的に必要な Data Gear にアクセスする。
161 stub Code Gear は Code Gear が Code Gear へと継続する間に挟まれる。
162 必要とする Data Gear を Context から取り出すという処理を行うものである。
163 stub Code Gear は Code Gear 毎に生成される。
164
165 \section{Context, stub の自動生成}
166 Gears OS では通常の Computation の他に Context や stub などの Meta Computation を記述する必要がある。
167 Gears OS を現在の CbC の機能のみを用いて記述すると Context や stub Code Gear の記述を行わなくてはならず、これには多くの労力を要する。
168 そのため、この記述を助けるために Context を生成する generate\_context と stub Code Gear を生成する generate\_stub を perl スクリプトで作成した。
137 169
138 170
139 \nocite{*} 171 \nocite{*}
140 \bibliographystyle{junsrt} 172 \bibliographystyle{junsrt}
141 \bibliography{reference} 173 \bibliography{reference}