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view abstract.tex @ 11:f75a57018792
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author | tatsuki |
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date | Fri, 03 Feb 2017 09:50:28 +0900 |
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\begin{abstract} Jungleは、本研究室で開発している、プログラム内部に木構造を構築するデータベースである。 木の変更は、変更を加えたノードから、ルートまでの経路の複製を行い、新しいルートをアトミックに入れ替えることでトランザクションを実現する。 この方法により、木構造の変更を非破壊的、つまり、元の木を保存しつつ、新しい木を構築する。 プログラムは、この木を内部のデータ構造として直接取り扱うことができる。 また、汎用の木構造を持つので、データベースを特に設計しなくてもあるがままの形で格納することが可能になっている。 %しかし、木構造の形によっては、木の変更の手間が大きくなる・Indexの更新処理が極めて重いという面があった。 本研究では、Jungleデータベースの改善を行い、既存のJungleとくらべて大幅な処理の高速化に成功した。 また、Jungleを使用した例題アプリケーションを作成し、性能測定を行ったところ、木構造の形によって処理速度に差が出ることがわかった。 \end{abstract}