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author mir3636
date Sat, 01 Dec 2018 18:57:18 +0900
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論文タイトル:継続を中心とした言語 Gears OS のデモンストレーション

キーワード:OS, programming language, CbC, Gears OS

著者名: 

宮城 光希
河野 真治


著者名英語:

Mitsuki Miyagi
Shinji Kono

著者所属:

琉球大学大学院理工学研究科情報工学科専攻

琉球大学工学部工学科知能情報コース

著者所属英語:

Information Engineering Course Graduate School of Enginnering and Science University of the Ryukyus.

Faculty of Information Engineering University of the Ryukyus.

論文抄録:

現代の OS では拡張性と信頼性を両立させることが要求されている。
信頼性をノーマルレベルの計算に対して保証し、拡張性をメタレベルの計算で実現することを目標に Gears OS を設計中である。
Gears OS は Continuation based C(CbC) によってアプリケーションと OS そのものを記述する。
CbC はこの Code Gear と Data Gear の単位でプログラムを記述する。
システムやアプリケーションを記述するためにCode Gear と Data Gear を柔軟に再利用する必要がある。
このときに機能を接続するAPIと実装の分離が可能であることが望ましい。
Gears OS の信頼性を保証するために、形式化されたモジュールシステムを提供する必要がある。
本論文では、Interface を用いたモジュールシステムの説明とその応用としての並列 API について考察する。
並列API は継続を基本とした関数型プログラミングと両立する必要がある。
ここでは、CbC の goto 文を拡張したpar goto 文を導入する。
par goto 文を用いることによって Gears OS は並列処理を行う。
また、本研究ではハードウェア上でメタレベルの処理、および並列実行を可能とするために、raspberry pi 上での Gears OS の実装についての考察を行う。