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author Nozomi Teruya <e125769@ie.u-ryukyu.ac.jp>
date Tue, 06 Feb 2018 11:14:10 +0900
parents 055266d62d84
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+++ b/paper/nozomi-master.tex	Tue Feb 06 11:14:10 2018 +0900
@@ -35,7 +35,6 @@
 \end{minipage}}
 
 \newcommand\figref[1]{図 \ref{fig:#1}}
-\newcommand\tabref[1]{表 \ref{tab:#1}}
 \newcommand{\tblcaption}[1]{\def\@captype{table}\caption{#1}}
 
 \lstset{%
@@ -170,7 +169,7 @@
 
 \section{トポロジーの構成}
 AkkaではAkka Streamという機能で処理の流れが記述できる。
-N入力1出力、1入力N出力、出力のみ、などが用意されたJunctionsと呼ばれる要素をつなぎ合わせることでトポロジーを記述する。
+N入力1出力、1入力N出力、出力のみ、などが用意されたJunctionsと呼ばれる要素をコード上で矢印でつなぎ合わせることでトポロジーを記述する。
 
 HazelcastにはMapやQueueといったメモリ空間内のデータ構造は指定できるが、具体的なノード間トポロジーを記述する機構がない。
 
@@ -890,13 +889,10 @@
 これにより細かな分散プログラムの実装が可能になった。
 ロケーション透過性の高いAkkaやHazelcastではこのようなプログラミングは困難である。
 
-keyを用いたプロトコル
-また、現在はノードごとにDGMとDGのkeyが与えられているが、将来的にはURLのような大域で使えるkeyを用意することでより手軽なRemoteDGMへのアクセスを提供できると考えられる。
-
 InputDGの指定において、CGにDGを宣言するというのは、DGをそのままflipできるようにするためであった。
 逆に言えばそれ以外でDataGear型でプログラマが利用することは少ない。
-そのため、DGを宣言せずにアノテーションから生成し完全にメタレイヤーに移すことで、より分かりやすい記述が可能だと考える。
-flipする場合は、keyを指定するだけで良い。
+そのため、DGを宣言せずにアノテーションから生成し完全にメタレイヤーに移すことで、より分かりやすい記述が可能である。
+flipする場合は、keyを指定するだけで行えるようにすべきである。
 
 また、put/flipする際にDGM名を直接指定する書き方も、まだひと目でアウトプットしている部分が分かるようなシンタックスではないため、改善の余地がある。
 
--- a/presen/sample.markdown	Tue Feb 06 03:56:16 2018 +0900
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@@ -1,28 +1,19 @@
 title: 分散フレームワークChristieの設計
 author: 照屋のぞみ  
 
-# 研究背景
-* スマートフォンの普及によりインターネット利用者が増加している。
-* それに伴い、ネットワークサービスには信頼性とスケーラビリティが求められる
-それに対する処理能力が求められ、多くの場合はスケールアウトすることで対応する。
-* スケールアウトとは複数のサーバを接続して処理を行うことで全体の処理能力を上げる手法であり、複数のサーバをまたいだ処理には分散プログラムが必要になる。
-* しかし、並列で動く分散した資源を意識しながら記述するのは容易ではなく、どのように分散したノードの選択を行えば良いのか明確ではないため、プログラマが信頼性の高い分散プログラムを
-
-# 研究目的
+# 研究目的(1/2)
+* スケーラブルで信頼性の高い分散プログラムを書くのは容易ではない
+    * 並列で動く分散した資源を意識するのは難しい
+    * 分散したノードの洗濯方法が明確ではない􏱾􏱿􏰮􏳠􏲒􏰌􏰍􏰞􏰫􏷑􏷒􏱃􏱱􏲭􏰞􏰡􏰨􏰢􏱯􏱰􏰻􏰼􏰔􏰠􏳍􏳎􏰮􏰠􏰡􏲒􏰭􏲣 􏰫􏰭􏰘􏰔􏱑􏰥􏰹􏰌􏰍􏰞􏰫
 * 当研究室が開発している並列分散フレームワークAliceではスケーラブルな分散プログラムを信頼性高く記述できる環境を実現する。
-* ここで言う信頼性とは定められた環境下で安定して仕様に従った動作を行うことを指す。  
-* スケーラビリティと信頼性の向上のため、Aliceでは当研究室が提案しているデータを Data Segment、タスクを Code Segment という単位で分割して記述するプログラミング手法を採用している。
-
-
-NAT越えが必要
+* ここで言う信頼性とは定められた環境下で安定して仕様に従った動作を行うことを指す。
+    * 仕様の記述のしやすさ、可読性、拡張時に仕様変更を抑えられるかも含む
+* スケーラビリティとはサービス利用者が増加したとき単純にノードを追加するだけで線形に性能を向上させる能力
 
-NAT越えなどの手法を提案し、その実現にはAliceの再設計が必要であることを示す
-Aliceの問題点を踏まえChristieの設計要件を述べる
-
-
-本研究では、Aliceから得られた知見をもとに、分散フレームワークChristieの設計を行う。
-Christieでは、シンプルな記述でスケーラブルな分散プログラムの作成を可能にし、当研究室で開発している言語CbCと互換可能な設計を目指す。
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+# 研究目的(2/2)
+* 本研究では、Aliceの通信の信頼性を高めるためにNAT越えの機能設計を提案する
+* そしてその実現にはAliceの再設計が必要であることを示す
+* Aliceの問題点を整理し、得られた知見をもとに分散フレームワークChristieの設計を行う
 
 
 # 目次