# HG changeset patch # User e165729 # Date 1571741518 -32400 # Node ID 0ba9525c86a672babb62d937c9da74e1d2e14d33 # Parent cde98651454af6ad66c20d66f17399a443129e5f fix midterm diff -r cde98651454a -r 0ba9525c86a6 Papaer/midterm.pdf Binary file Papaer/midterm.pdf has changed diff -r cde98651454a -r 0ba9525c86a6 Papaer/midterm.tex --- a/Papaer/midterm.tex Mon Oct 21 23:27:44 2019 +0900 +++ b/Papaer/midterm.tex Tue Oct 22 19:51:58 2019 +0900 @@ -27,12 +27,12 @@ \maketitle \thispagestyle{fancy} -\section{研究目的} +\section{授業やゼミ向けの画面共有} 現代の講義やプレゼンなどでは,PC画面で用意した資料を見ながら進行することが多い.参加者はプロジェクタに注視する必要があり,手元のPCと交互に見る必要がある場合両方に集中を割く必要があり,負担になる可能性がある.また,発表者が交代する際にケーブルの差し替えを行う必要があり,PCと接続するアダプターによっては正常にPC画面を表示できない場合がある. %当研究室では画面共有のより良い手法の1つとしてTreeVNCを開発している. -当研究室で開発しているTreeVNC\cite{taninari:2011a}は発表者のPC画面を参加者のPC画面に表示する画面配信ソフトウェアである.しかし既存のTreeVNCでは画面共有する際の送信するデータ量が多いため,有線LANでの使用に限られている.広く使われている無線LANに対応するためにMulticastでのデータ通信の実装やデータの分割・圧縮を行い,TreeVNCのMulticastの可能性を評価する. +TreeVNC\cite{taninari:2011a}は発表者のPC画面を参加者のPC画面に表示する画面配信ソフトウェアである.しかし既存のTreeVNCでは画面共有する際の送信するデータ量が多いため,有線LANでの使用に限られている.広く使われている無線LANに対応するためにMulticastでのデータ通信の実装やデータの分割・圧縮を行い,TreeVNCのMulticastの可能性を評価する. また,当研究室で開発を行なっている分散フレームワークChristieでTreeVNCを再実装を行う.Christieを用いることでTreeVNCにおける長期間開発してきたことに伴うアルゴリズムの複雑さの解消および,メッセージ伝達速度の維持・向上の検証を行う. @@ -82,7 +82,7 @@ \end{center} \end{figure} -このパケットを64Kbyteに収まる3つのRectangleに再構成する.この時にtile内部は変更する必要はないが,Rectangleの構成は図\ref{fig:Phase}のように変わる.ZRLEを展開しつつ,パケットを構成する必要がある. +このパケットを64Kbyteに収まる3つのRectangleに再構成する.この時にtile内部は変更する必要はないが,Rectangleの構成は図\ref{fig:Phase}のように変わる.またパケットを構成する際に,書き込んでいるパケットに空きがあるかを返却するdeflaterのAPI needsInputに沿って,1パケット64KBが満杯になるまで書き込み圧縮を行うことでパケットを構成する. \section{Christie} Christie\cite{christie}は本研究室で開発している分散フレームワークである.ChristieはTreeVNCと同様javaで記述されおり,以下のような概念を持っている. @@ -101,7 +101,7 @@ \section{まとめ } TreeVNCにWifi上のMulticast packetを用いる手法について考察した.Blockingは実装中であり,再圧縮の時間は全画面の場合でも実用的な時間で済むことが予想されている.Multicastで画面配信を行った際にどのくらいパケットロストするか不明であるため,さらなる実験が必要である.また,パケットロストした部分の検知・再送処理はTreeVNCをさらに複雑化させるため行わず,一定期間で画面データを全て送ることによって対処する. -Christieへの再実装のタイミングはBlockingを一通り実装したのちに行う予定である.現在のTreeVNCはサーバ側を起動してからクライアント側の接続を行わなくてはならないが,TopologyManagerでバイナリツリーの構成を行うことで待ち合わせが可能となり,どちらから起動しても問題なくなる. +Christieへの再実装のタイミングはBlockingを一通り実装したのちに行う予定である.現在のTreeVNCはサーバ側を起動してからクライアント側の接続を行わなくてはならないが,TopologyManagerでバイナリツリーの構成を行うことで待ち合わせが可能となり,どちらから起動しても接続可能となる. その他残っている課題としてはマルチウィンドウの処理部分を行っているRetinaのAPIがjava9以前と以降で変更があったため,javaの最新版に対応できるよう修正を行う. diff -r cde98651454a -r 0ba9525c86a6 Papaer/reference.bib --- a/Papaer/reference.bib Mon Oct 21 23:27:44 2019 +0900 +++ b/Papaer/reference.bib Tue Oct 22 19:51:58 2019 +0900 @@ -12,15 +12,12 @@ year = 2011 } -@inproceedings{weko_176504_1, - author = "伊波,立樹 and 河野,真治", - title = "有線LAN上のPC画面配信システムTreeVNCの改良", - booktitle = "第57回プログラミング・シンポジウム予稿集", - year = "2016", - volume = "2016", - number = "", - pages = "29--37", - month = "jan" +@misc{taninari:2011a, + author = "{Yu TANINARI and Nobuyasu OSHIRO and Shinji KONO}", + title = "VNCを用いた授業用画面共有システムの実装と設計", + journal = "日本ソフトウェア科学会第28回大会論文集", + month = "sep", + year = 2011 } @misc{christie,