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paper section2 wrote
author e165729 <e165729@ie.u-ryukyu.ac.jp>
date Wed, 08 May 2019 03:14:43 +0900
parents d958a06673f4
children 86575cab4d17
files Image/MultiNetworkTree.pdf Paper/riono-sigos.pdf Paper/riono-sigos.tex
diffstat 3 files changed, 23 insertions(+), 0 deletions(-) [+]
line wrap: on
line diff
Binary file Image/MultiNetworkTree.pdf has changed
Binary file Paper/riono-sigos.pdf has changed
--- a/Paper/riono-sigos.tex	Wed May 08 02:30:13 2019 +0900
+++ b/Paper/riono-sigos.tex	Wed May 08 03:14:43 2019 +0900
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 そこでZRLEEは一度Root Nodeで受け取ったZRLEのデータをunzipし、データをupdate rectangleと呼ばれる画面ごとのデータに辞書を付与してzipし直すことで初めからデータを読み込んでいなくても解凍できるようになった(図\ref{fig:ZRLEE})。一度ZRLEEに変換してしまえば子Nodeはそのデータを渡すだけで良い。ただしdeflaterとinflaterでは前回までの通信で得た辞書をクリアしなければならないため、Root NodeとNode側では毎回新しく作成する必要がある。
 
+
+\subsection{ShareScreen}
+従来のVNCでは、配信者が切り替わるたびにVNCの再起動、サーバ、クライアント間の再接続を行う必要がある。TreeVNCは配信者の切り替えのた度に生じる問題を解決している。
+TreeVNCを立ち上げることで、ケーブルを使用する必要なしに、各参加者の手元のPCに発表者の画面を共有することができる。画面の切り替えについてはユーザがVNCサーバへの再接続を行うことなく、ビューワー側のShare Screenボタンを押すことで配信者の切り替えが可能になっている。
+
+TreeVNCのRoot Nodeは配信者のVNCサーバと通信を行なっている。VNCサーバから画面データを受信し、そのデータを子Nodeへと送信している。配信者切り替え時にShare Screenを実行すると、Root Nodeに対し SERVER\_CHANGE\_REQUESTというメッセージが送信される。このメッセージにはShare Screenボタンを押したNodeの番号やディスプレイ情報が付加されている。メッセージを受け取ったRoot Nodeは配信を希望しているNodeのVNCサーバと通信を始める。
+
+
+\subsection{ネットワーク複数時の接続}
+TreeVNCはRoot Nodeが複数のネットワークに接続している場合、図\ref{fig:multinetworktree}のようにネットワーク別に木構造を形成する。
+
+\begin{figure}[htb] %PDF
+\begin{center}
+\includegraphics[scale=0.4]{../Image/MultiNetworkTree.pdf}
+\caption{Multi Network Tree}
+\label{fig:multinetworktree}
+\end{center}
+\end{figure}
+
+TreeVNCはRoot NodeがTreeManagerというオブジェクトを持っている。TreeManagerはTreeVNCの接続部分を管理しており、木構造を管理するnodeListを生成する。このnodeListを元に、新しいNodeの接続や、切断検出時の接続の切り替え等を行う。Tree ManagerはRoot Nodeの保持しているネットワーク毎に生成される。新しいNodeが接続してきた際、interfacesからNodeのネットワークと一致するTree Managerを取得し、Node接続の処理を任せる。
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 \section{Multicastの導入}
 
 \section{Blokingの手法}