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author riono <e165729@ie.u-ryukyu.ac.jp>
date Thu, 07 May 2020 04:37:57 +0900
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 \section{Multicast用のシステム構成}
 
+\begin{figure}[htp] %PDF
+\begin{center}
+\includegraphics[width=8cm]{fig/ConnectMulticast.pdf}
+\caption{Multicastのネットワークシステム}
+\label{fig:connectMulticast}
+\end{center}
+\end{figure}
+
+画面配信をMulticastに対応できるように図\ref{fig:connectMulticast}のようなシステムを構築した。
+新しく接続しに来たクライアントはRoot Nodeに対してFind Root を送信する。Root Nodeが見つかれば、Root Nodeはこれに対してFind Root Replyを送り、hostとportについての情報をクライアントに知らせる(図\ref{fig:connectMulticast}中 1,2)。次のメッセージ通信で木構造のどのNodeを親とすれば良いかが決まる(図\ref{fig:connectMulticast}中 3,4)。木構造に接続する理由は、画面配信の初期メッセージを受け取るために行っている(図\ref{fig:connectMulticast}中 5,6)。初期メッセージを受け取った後は、Root NodeよりUpdate Rectangleを受け取ることでMulticastにおける画面配信を可能としている(図\ref{fig:connectMulticast}中 7)。
 
 
 
 \section{まとめ}
+今回の実装では、Wifiにデータを乗せるためのパケット分割を行うBlockingと、Multicastを行うためのオーバーレイネットワークの実装を行なった。
+
+理論上はWifi接続で画面配信が可能であったが、IPv4とIPv6の両方でMulticastを行っていたところクライアントが1台のみしか接続できない状況となった。また、IPv4の場合はMulticastが必須対応とされていないため、IPv6優先でオーバーレイネットワークの構築が必要である。
+
+現在TreeVNCはPC画面のみ配信をすることが可能であるが、音声を送信することも可能である。その場合、画面よりも音声の方がデータ量少ないため、Multicastでも送信することは可能である。
+
+
 
 \nocite{*}
 \bibliographystyle{ipsjunsrt}