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comparison paper/chapter/system_review.tex @ 36:899991f158c2

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update review
author Ken Miyahira <e175733@ie.u-ryukyu.ac.jp>
date Mon, 08 Feb 2021 19:47:03 +0900
parents d8f79c7bf155
children a967cf51ba92
comparison
equal deleted inserted replaced
35:d8f79c7bf155 36:899991f158c2
45 今回の計測では, 読み込み速度の測定を行えなかった。 45 今回の計測では, 読み込み速度の測定を行えなかった。
46 これは, 旧システムで読み込み時にバッファキャッシュを削除せずに測定を行ったためである。 46 これは, 旧システムで読み込み時にバッファキャッシュを削除せずに測定を行ったためである。
47 そのため, 純粋な読み込み速度を測定することができなかったことは反省点である。 47 そのため, 純粋な読み込み速度を測定することができなかったことは反省点である。
48 48
49 \section{VM貸出サービスの評価} 49 \section{VM貸出サービスの評価}
50 50 本コースのVM貸出サービスでは, VMの作成やスペックの変更にはシステム管理チームへの申請が必要であった。
51 %差分にすることの良さとかね。 51 これは, VMがリソースを過剰に使用できないようシステム管理チームで管理するためである。
52 %起動の速さ...? 52 VMの作成やスペックの変更申請が届くと, システム管理チームと利用者の間でやりとりを行い対応していた。
53 しかし, システム管理チームの状況によっては迅速に対応できず利用者を待たせることもあった。
54 新システムでは, VMの作成やスペックの変更はie-virshにより対応できるようになり, システム管理チームや利用者の手間を減らすことが可能になった。
55 \par
56 また, これまでのVM貸出サービスはテンプレートのVMイメージをCloneしていたため, 新しくVMを作成すると10GBの容量を使用していた。
57 そこで, ie-virshでは差分でVMを作成機能が追加され, 新しく作成されるVMは数十MBになることで, 使用するディスク容量を抑えることが可能になった。
53 58
54 \section{コンテナ環境の評価} 59 \section{コンテナ環境の評価}
60 新しく導入したPodmanは, Dockerと同じCLIを提供するため, Dockerを利用したことがある学生は抵抗なく利用できる。
61 また, ie-podmanにより特権が必要な機能も, 利用者に特別な権限を与えることなく利用できるようになる。
62 Singularityの導入により, GPUを手軽に利用できるため, 演習や研究等での利用も広がると考えられる。
63 \par
64 VMでは新しくVMを作成するたびに環境構築が必要であったが, コンテナイメージを作成することで環境構築は一度のみになる。
65 また, 学科のレジストリーにイメージを登録することで, 他の利用者に共有も可能となる。
66 Singularityでは単一ファイルのsifのコピーを配布することで, 同じ環境でプログラムの実行することができる。
67 \par
68 これまでのVMベースのシステムから, コンテナベースのシステムへの移行により, 汎用バーバのリソースを効率よく利用できる。
69 また, 学生も気軽に利用できるようになったのではないかと考えられる。