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update system_renew
author Ken Miyahira <e175733@ie.u-ryukyu.ac.jp>
date Mon, 25 Jan 2021 13:42:33 +0900
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+++ b/paper/chapter/system_renew.tex	Mon Jan 25 13:42:33 2021 +0900
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 システムは学生や教授などが利用するため, マルチユーザで利用できるコンテナエンジンが必要となる。
 そのため, コンテナエンジンにはPodmanとSingularityを採用する。
 Podmanは開発段階でもあるため一部機能が不安定だったり, 設定が上書きされる場合がある。
-管理するシステム管理チームの学生の教育には適しているが, 演習や研究等で利用するには適さない場合がある。
+管理するシステム管理チームの学生の教育には適しているが, 演習や研究用で利用するには適さない場合がある。
 そのため, HPC環境に設計されているSingularityも同時に利用する。
 また, 4台のサーバのリソースを効率よく利用するためにジョブスケジューラのSlurmを採用する。
 Slurmではユーザのホームディレクトリがクラスタで共有されている必要があることから, 単一ファイルベースのイメージを利用できるSingularityはSlurmとの相性が良い。
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 そこで, 新システムではVMイメージの保存には汎用サーバのディスクドライブ, ユーザのホームディレクトリにCephを採用する。
 \par
 新システムでは汎用サーバにSAS SSDが5TBと旧システムより多く搭載されている。
-2台のサーバには演習や研究等で利用する貸出VMのイメージを保存し, 残り2台には本コースで利用しているサービスを提供するVMを保存する。
-汎用サーバのディスクドライブに保存することで, 単一障害時の影響を小さくすることができる。
+2台のサーバに演習や研究用で利用する貸出VMのイメージを保存し, 残り2台には本コースで利用しているサービスを提供するVMを保存する。
+汎用サーバに保存することで, 単一障害時の影響を小さくすることができる。
 Cephは自己修復と自己管理機能を持つため, 信頼性の高いファイルシステムとして利用できる。
+そのため, ユーザのホームディレクトリを配置するファイルシステムとして利用する。
 また, CephはObject Gateway, ブロックデバイス, POSIX互換のファイルシステムなど, 用途によって柔軟にアクセス方法を変更できる。
-そのため, ユーザのファイルシステムとすることで, 信頼性があり耐障害性のあるファイルシステムとして利用できる。
+ブロックデバイスとしてアクセスすることでVMイメージのバックアップとしても利用できる。
 
 \subsection{構成}
+新システムでは, 各サーバに演習や研究用で利用できるPodmanとSingularityを用い, ジョブスケジューラであるSlurmを用いて管理を行う。
+汎用サーバ1台をSlurmのコントローラ/計算ノードとし, 残りは計算ノードとすることで, システムのリソースを最大限利用可能にする。
+Cephはディスクサーバのみで構成するのではなく, 汎用サーバ3台をMON, MDSとすることで, 最大1台の障害を許容できるため, 利用者への影響を少なくできる。
 これらの技術を用いて構成したシステム構成図を図\ref{fig:system}に示す。
 \begin{figure}[H]
     \begin{center}
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