view Paper/tex/future.tex @ 6:9ec2d2ac1309

DONE 一度これで提出
author soto <soto@cr.ie.u-ryukyu.ac.jp>
date Thu, 05 May 2022 22:32:45 +0900
parents 14a0e409d574
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\chapter{まとめ}

本論文では,Agda による CbCの検証方法と Gears Agda による
Left Learning Red Black Tree の実装について述べた.
したがって,Gears Agda で再起処理と再代入を含んだ
複雑なアルゴリズムも記述できる事が判明した.
今回の研究中に複雑なアルゴリズムを Gears Agda にて実装することで
得られた知見は,今後の研究で大いに役立つと考える.

今後の課題として,検証を行う事が挙げられる.
検証には,Meta Code Gear が Pre / Post Condition の条件を
満たしているのか比較を行い,Hoare Logicに当てはめる事.
そして接続された条件の接続と健全性の証明を行う必要がある.
しかし,Imple を用いた Hoare Logic による証明は,
While Loop でも かなり長いコードになっていた.
これで Left Learning Red Black Tree の検証を
行うのは難しいため,別の手法を模索することも念頭に入れる.

展望としては,Gears Agda コードから CbC コードの変換をしたい.
Gears Agda は Agda の記述方法が特殊である事がコーディングを複雑にしているが,
CbC はC言語とアセンブラの中間に位置しているため,コーディングはさらに困難である.
そのため,Gears Agdaのコードを CbC に変換できるようにしたい.
これができるようになれば,CbC での記述も Agda での証明も容易になると考えている.