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comparison manager-cr.tex @ 9:fea1ac32de27

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author gongo
date Wed, 26 Mar 2008 12:48:16 +0900
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children
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equal deleted inserted replaced
8:b70a62630a57 9:fea1ac32de27
1 \subsubsection{パイプライン処理}
2 Cell ではそれぞれのコアがメインメモリを
3 直接参照することは出来ず、DMA 転送によりデータをやりとりする。
4 DMA は CPU を介さず直接データ転送を行う方式である。
5 SPE は DMA 完了を待たずに他の処理を行うことが出来るので、
6 DMA のレイテンシを隠すことが出来る。
1 7
2 \subsubsection{並列処理}
3
4 Cell ではあらゆるレベルで並列に動作させることが求められる。
5 ダブルバッファがその一例として挙げられる。
6 前述した通り、Cell ではそれぞれのコアがメインメモリを
7 直接参照することは出来ず、DMA 転送によりデータをやりとりする。
8 DMA は CPU を介さず直接データ転送を行う方式である。そのため、
9 DMA している間は SPE は何らかの処理を行うことが出来る。
10 また、ダブルバッファリングを行うことで 8 また、ダブルバッファリングを行うことで
11 パイプライン処理が可能となる (\figref{fig-pipeline}) 。 9 パイプライン処理が可能となる (\figref{fig-pipeline}) 。
12 10
13 \begin{figure}[tb] 11 \begin{figure}[tb]
14 \begin{center} 12 \begin{center}
43 \includegraphics[scale=0.36]{figure/manager-pipeline.pdf} 41 \includegraphics[scale=0.36]{figure/manager-pipeline.pdf}
44 \caption{Task Manager が行う Pipeline} 42 \caption{Task Manager が行う Pipeline}
45 \label{fig-manager-pipeline} 43 \label{fig-manager-pipeline}
46 \end{center} 44 \end{center}
47 \end{figure} 45 \end{figure}
48
49 \subsubsection{SPURS}
50 この Task Manager に似た研究として SPURS \cite{spurs} が挙げられる。
51
52 SPURS は、閉じた並列分散と考えることができる Cell の環境で、
53 いかに効率よく動作させるかということを考えたシステムである (\figref{fig-spurs-pipeline}) (\figref{fig-spurs-task}) 。
54 Cell の性能を存分に生かすためには SPE を効率よく使い
55 切ることとあらゆるレベルで並列処理を行うことである。SPE を効率よく使い切るには
56 SPU の動作を止めることなく、同期を最小限に行う必要がある。
57 そこでSPURSではSPUを効率よく利用するために、PPUに依存せずにSPUコードを
58 選択し、実行することと機能は効率重視で割り切ることを挙げている。
59
60 現在 SPURS は一般には公開されていないため、SPURS の考えを基に
61 Task Manager を作成した。
62
63 \begin{figure}[tb]
64 \begin{center}
65 \includegraphics[scale=0.36]{figure/spurs-pipeline.pdf}
66 \caption{SPURS Pipeline}
67 \label{fig-spurs-pipeline}
68 \end{center}
69 \end{figure}
70
71 \begin{figure}[tb]
72 \begin{center}
73 \includegraphics[scale=0.36]{figure/spurs_task.pdf}
74 \caption{SPURS Task}
75 \label{fig-spurs-task}
76 \end{center}
77 \end{figure}