Mercurial > hg > Papers > 2008 > gongo-sigos
diff manager-cr.tex @ 9:fea1ac32de27
*** empty log message ***
author | gongo |
---|---|
date | Wed, 26 Mar 2008 12:48:16 +0900 |
parents | b70a62630a57 |
children |
line wrap: on
line diff
--- a/manager-cr.tex Tue Mar 25 20:45:05 2008 +0900 +++ b/manager-cr.tex Wed Mar 26 12:48:16 2008 +0900 @@ -1,12 +1,10 @@ - -\subsubsection{並列処理} +\subsubsection{パイプライン処理} +Cell ではそれぞれのコアがメインメモリを +直接参照することは出来ず、DMA 転送によりデータをやりとりする。 +DMA は CPU を介さず直接データ転送を行う方式である。 +SPE は DMA 完了を待たずに他の処理を行うことが出来るので、 +DMA のレイテンシを隠すことが出来る。 -Cell ではあらゆるレベルで並列に動作させることが求められる。 -ダブルバッファがその一例として挙げられる。 -前述した通り、Cell ではそれぞれのコアがメインメモリを -直接参照することは出来ず、DMA 転送によりデータをやりとりする。 -DMA は CPU を介さず直接データ転送を行う方式である。そのため、 -DMA している間は SPE は何らかの処理を行うことが出来る。 また、ダブルバッファリングを行うことで パイプライン処理が可能となる (\figref{fig-pipeline}) 。 @@ -45,33 +43,3 @@ \label{fig-manager-pipeline} \end{center} \end{figure} - -\subsubsection{SPURS} -この Task Manager に似た研究として SPURS \cite{spurs} が挙げられる。 - -SPURS は、閉じた並列分散と考えることができる Cell の環境で、 -いかに効率よく動作させるかということを考えたシステムである (\figref{fig-spurs-pipeline}) (\figref{fig-spurs-task}) 。 -Cell の性能を存分に生かすためには SPE を効率よく使い -切ることとあらゆるレベルで並列処理を行うことである。SPE を効率よく使い切るには -SPU の動作を止めることなく、同期を最小限に行う必要がある。 -そこでSPURSではSPUを効率よく利用するために、PPUに依存せずにSPUコードを -選択し、実行することと機能は効率重視で割り切ることを挙げている。 - -現在 SPURS は一般には公開されていないため、SPURS の考えを基に -Task Manager を作成した。 - -\begin{figure}[tb] - \begin{center} - \includegraphics[scale=0.36]{figure/spurs-pipeline.pdf} - \caption{SPURS Pipeline} - \label{fig-spurs-pipeline} - \end{center} -\end{figure} - -\begin{figure}[tb] - \begin{center} - \includegraphics[scale=0.36]{figure/spurs_task.pdf} - \caption{SPURS Task} - \label{fig-spurs-task} - \end{center} -\end{figure}