Mercurial > hg > Papers > 2009 > rep-verify-sigos
diff 8.tex @ 5:34bfeb51e287
add section tex file, Makefile
author | gongo@gendarme.local |
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date | Sat, 28 Mar 2009 16:26:43 +0900 |
parents | |
children |
line wrap: on
line diff
--- /dev/null Thu Jan 01 00:00:00 1970 +0000 +++ b/8.tex Sat Mar 28 16:26:43 2009 +0900 @@ -0,0 +1,28 @@ +\section{ 比較} + +類似のProject としては、GroupKit \cite{bib:groupkit}, Soba Project\cite{bib:soba} がある。 +vim やEmacs などのOpen source editor の実装を含むのが、REPの特徴 +である。 + +また、Java で実装されていて、Session Manager 部分、Editor の改変部分、 +Eclipse plugin のすべてが、LGPLで公開されているのも独自な特徴の +一つである。 + +GroupKit はtcl/tkで記述されており、検証などが困難だが、REPでは、 +Java の部分をJava PathFinder で検証することが可能だと思われる。 +しかし、現状では、まだ、検証までには至っていない。 + +GroupKit などで使われているマルチメディア編集の同期は、Masterが +一つ存在し、それに対するCommandの発行と、MasterからのCommandの +マルチキャストで実現されている\cite{bib:ellis}。REPでは、マルチキャスト +ではなく、Session ring によって同期を実現している。Ring は、 +遅く信頼性に欠ける部分があるが、ネットワークに対する負荷が +軽いと言う特徴がある。(C)のMerge Protocolを使うことにより、 +o(n)のパケットで同期を行なうことが出来る。また、マルチキャスト +を避けているので、WANなどの遅延が大きい部分に複数のストリーム +を張る必要がないという特徴がある。 + +また、Session Manager 上には、Editor Bufferが存在しないので、 +大きなファイルを編集する場合でも、Session Manager のメモリを +消費することはない。 +