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1 \chapter{TreeVNCの新機能}
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3 この章では、卒業論文のTreeVNCからの大きな変更点について述べる。
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5 \section{UIの拡張}
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6 TreeVNCをゼミで使用し、必要な機能や欲しい機能を洗い出し、実装を行った。
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7 \subsection{画面の切り替え}
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8 今までは、ゼミで使用する際、発表者が変わる毎にサーバを立ち上げなおさなければならなかったが、現在はボタンひとつで、発表者の画面へと切り替えることが可能になった。
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10 \subsection{画面の拡大縮小}
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11 今までは、もし自分の画面より大きい画面が来ていたら、フレームを縦や横にスクロールしなければ画面を見ることができない状態であった。
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12 しかし、画面の縮小機能を追加したので、自分の画面にサイズを合わせることでスクロールをしなくても見ることができるようになった。
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13 拡大機能も追加したので画面が小さくて見えづらい時などは、この機能を利用して、見やすくすることができる。
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15 \section{マルチディスプレイへの対応}
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16 マルチディスプレイを使用すると、すべてのディスプレイ情報が送信されていたが、現在は一つのディスプレイの情報だけを送ることが可能となったので、無駄なデータを省くことができる。
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17 これにより、MulticastQueueに保存している画像の大きさも小さくなるので、メモリの節約の役割も果たしている。
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19 \section{リファクタリングの容易化}
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20 TreeVNCは今までサーバ側とNode側に同じようなプログラムが2つあり、コードをリファクタリングが困難であった。
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21 例えば、サーバ側を手直しすると同じ用にNode側も手直しが必要な状態であった。
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22 更に、パッケージも使用されておらず、どのプログラムがどの役割をしているかわかりづらい状態であった。
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23 しかし、現在は機能毎にパッケージが別れており、サーバ側とNode側も同じ処理をしている部分は一つのコードとなっているので、リファクタリングが前より容易にできるようになった。
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